2025/12/28 07:04 up
冷酒はとても喉越しがよく、
ついつい飲み過ぎてしまいがちですが、
後でドッと酔いがまわってきます。
それとは違い、
燗酒だと、そのようには飲めませんが、
ちょこちょこ飲みながら
気分のよいほろ酔いが続きます。
「熱でアルコールが一部とんでいるんだ」
とずっと思っていました。
体内温度と同じになってから代謝される」
と教えていただき、
今更ながらに納得していました。
私は冷酒の方が好きなのですが、
寒いときは燗酒もいただきます。
本来なら体温と同じくらいの
ぬるめの方が良いのでしょうが、
かなり熱めの方がいいなと思います。
熱燗をいただくと体がポカポカして
温かな気持ちになれます。
なぜか懐かしいようなとても
面白い燗酒と出会いました。
網焼きコンロの上で、
ガンガン浜焼きをしながら、
燗酒をお願いしました。
出てきたのは、昔懐かしいアルミの急須。
思っていたので、
急須を見ながら
しばらく首をかしげていました。
「これはもう温めてあるのか、
まだ温めていないのか…」と…
どうやら、網焼きの網の上にのせて
温めるみたいでした。
急須をのせてお酒を燗をするなんて、
面白過ぎて、大笑いしてしまいました。
燗の加減が、とても難しい・…
ぬる燗…
もう少しと粘ると上燗に…
熱いかな?と思うと熱燗に…
もう少し熱い方が…と思いながら、
お喋りに夢中になると、
飛切燗どころか沸騰寸前…
やっぱり熱燗よりちょっと熱い、
とびきり美味しい飛切燗です。
焼き過ぎずほどほどに焼くと、
すべてがとびきり美味しく
楽しくなるようでした。



