2025/12/27 07:54 up
ふと気づけば、
ベッドでもつれるように抱き合いながら、
寝てしまっていました。
聖夜の夜…
貴方が開いてくださった晩餐会…
いつも長い時間お取りくださるけれど、
今宵は、さらに長く取っていただいて、
嬉しいけれど、
「何かあるのかしら ?
もしかして…」
なんて考えながら、
クリスマスの晩餐会を楽しみにしながら、
貴方のもとへと向かいました。
ビールで乾杯しながら、
ご用意いただいたおつまみをつまみながら、
私が好きなエビチリがあったことに、
貴方があれこれ考えながら、
買って来てくださったお気持ちが嬉しくて…
でも、貴方の予想を超えて
たくさん飲み、
たくさん食べる私だったから、
何度も、外に出ていただいて、
ごめんなさい…
「最後の晩餐ではなく、
今年最後の晩餐ですよね?」と私…
私の言葉足らずで…
でも貴方は、すぐに切り返して、
「最後の晩餐ではなく、
最高の晩餐!」と
おっしゃってくださいました。
「素晴らしいセンス!」
と思う以上に、そのお言葉を、
心から嬉しく感じました。
ふたりで横並びに座りながら、
ふと隣りを見ると貴方がいて…
語り合えば、
貴方の吐息が耳をくすぐり…
少し体を動かせば、
貴方の体と触れ合い…
そして、時折り魅つめ合う…
そんな素敵な空間に
身を置いていることこそが、
最高の晩餐でした。
骨まで溶けるようなテキーラみたいな…
聖夜の夢をみながら、
キラキラした数々の思い出が
スコールのように降り注ぎ、
楽しくビールをまわしながら魅つめ合い、
最高の晩餐に酔ってしまいました。
お店での数々の出逢いのなかで、
「一期一会」の気持ちを
いつも大切にしているつもりです。
そして、そんな出逢いを重ねるたびに、
ふたりの世界が織りなす色が、
さらに輝きを増していくように
いつも感じています。
すれ違う時のなかで巡り逢えた
貴方、貴方、貴方…との出逢いの数々…
それぞれに、刹那の時を、
大切にしていきたいと思いました。



