2025/12/24 07:14 up
12月24日、クリスマスイブです。
12月に入ってからは
クリスマスムードで盛り上がっていましたが、この日は特に、
その熱気が最高潮に
達しているように感じました。
今日の夜に、
ディナーの予約をしようとした友人は、
どこもいっぱいだったらしく、
遅れをとってしまったことを
ひどく嘆いていました。
ホテルロビーに行くと、
まず目に入ったのは
真っ白いクリスマスツリーでした。
もう嫌というほど、
ツリーを見ているはずなのに、
クリスマスイブに輝くツリーには
特別な美しさがあるように思いました。
アナトリウムロビーに響きわたる
クリスマスキャロルの
聖なる歌声に合わせるかのように、
たくさんの金色のオーナメントが
キラキラと光っています。
少しダウンした照明の効果もあってか、
ツリーのある場所だけが、
神々しく光り頂いていました。
きよしこの夜、
穢れなく清らかな今夜、星が光ります。
silent night…
本来、厳かであるはずの聖夜には、
賑やかで煌びやかなクリスマスディナーは
何となく似合わないような気もしました。
こんな夜には、
パンにチーズにワインで、
贅かに語り合うひとときが、
しっくりとくるようにも思います。
そう考えると、
家族でミサに行き、
自宅で過ごすという
外国のクリスマスのほうが、
やはりクリスマスらしいように感じました。
帰り際にふとツリーを振り返ると、
夜の深まりとともに、
愛と祝福でさらにその輝きを
増しているようでした。
その光のなかに、
とても素敵なプレゼントをいただいた
子どものように、
クリスマスイブ…
実際には、イブイブでしたが、
特別なひとときに、
心ときめいていました。



