2025/12/25 11:45 up
こんにちは?
わかです(｡???｡)
飲食店の厚いおしぼりって、
なんであんなに嬉しいんだろう?
席に案内されて、メニューを見る前に
まず出てくる、あの無言の存在感。
袋に包まれた、
ずっしり重たいおしぼり。
手に取った瞬間の
「……お？ 今日は当たりの日か？」
という、静かな高揚感。
薄っぺらい紙おしぼりの日もある。
あれはあれで、潔くて嫌いじゃない。
でも、厚いおしぼりは違う。
あれはもう、サービスというより“思想”。
まず袋を開けると、
ふわっと立ち上る蒸気。
この時点でちょっとテンション上がる。
「え、温泉？」ってなる。
手を拭く前から、もう勝ち。
そっと広げて、手を包む。
……あったかい。
しっかりしてる。
裏切らない厚み。
これはもう、手を拭くというより、
手を労わっている。
そして不思議なことに、
厚いおしぼりが出てくる店って、
だいたい料理も美味しい。
これはもう私調べだけど、
かなりの高確率。
・おしぼりが厚い
・机がベタついてない
・店員さんが自然体
この3点が揃った瞬間、
心の中で私はそっとこう呟く。
「今日、いい夜になるな…」
特に冬。
外が寒ければ寒いほど、
このおしぼりのありがたみは増す。
凍えた指先を包んだ瞬間、
人として扱われている気がする。
「あぁ…私、ちゃんと客なんだ…」って。
顔も拭いていいタイプのおしぼりだと、
さらに幸福度アップ。
もちろん、ゴシゴシはしない。
大人だから。
そっと、そっと。
人生の疲れも一緒に拭き取る気持ちで。
たまにさ、
手→顔→首
って、フルコースいきたくなるとき
あるよね。?
でも一瞬ためらう。
「これは…許されるか？」って。
最終的には
「今日はいいか」
って首元だけやったり…笑
だって厚いんだもの。
逆に、薄すぎるおしぼりだと、
手を拭いたはずなのに、
逆に不安になるときない？
「今、拭いたよね？ 拭けてる？」って。
でも厚いおしぼりは違う。
拭いたという達成感がある。
仕事した感ある。
あとさ、
厚いおしぼりって、
飲み始める前に気持ちを整えてくれる
役割もあると思う。
仕事終わりで、
ちょっと疲れてて、
頭もごちゃごちゃしてるときでも、
あのおしぼりで手を拭くと、
一回リセットされる感じ。
「よし、今からは飲む時間」
「余計なことは置いていこう」
そんな切り替えスイッチ。
だから私は、
厚いおしぼりが出てくる店が好き。
豪華じゃなくていい。
オシャレじゃなくていい。
ただ、
おしぼりに本気な店。
今日もどこかで、
誰かが厚いおしぼりに救われているはず。
そして私も、
厚いおしぼりに手を包みながら、
「とりあえずビール?」
って言う準備は、
もう万端です。
まぁ、そんなおしぼりのある
お店に行く時間は
無さそうなんですけどね??
それでは、みなさんも
素敵な午後をお過ごしくださいね?
クリスマスの一日、
お仕事の方、みなさん一緒に
頑張りましょう?
わか
?
