2025/12/25 06:45 up
?
おはようございます?
わかです(。???。)
クリスマスですね???
みなさん、枕元に
プレゼントはありましたか?笑
さてさて、
最近、金原ひとみさんの本を
読んでいます?
名前を聞いてまず思い浮かぶのは、
やっぱり映画化もされた
『蛇にピアス』という人が
多いんじゃないかな、と思います。
身体改造、暴力、愛と支配。
若さの衝動がそのまま文章に
なったみたいな、
痛くて、尖ってて、
当時「こんなの書いていいの!?」と
世間をザワつかせた作品。
若い頃に読むと「うわ、すごい…」
って圧倒されるし、
大人になってから読むと
「この若さ、もう戻れないな…」
って別の意味で刺さるやつ。
でも私にとっての金原ひとみさんは、
そこだけじゃなくて。
『アッシュベイビー』は、
出産や母性、女であることのリアルが、
きれいごと一切なしで描かれていて。
「母になるって、こんなにも暴力的で、孤独で、思い通りにならないものなのか」
と、読んでて何度も息を止めました。
優しくない。でも、嘘がない。
読後にちょっと
HP削られるタイプの小説。
『ハイドラ』はさらに重くて、
女同士の関係性とか、依存とか、
加害と被害がぐちゃぐちゃに
絡み合ってて、
「これは物語というより、人の心の暗室を覗いてるのでは…?」
みたいな気分になる。
読む側の覚悟も試される一冊。
そんな作品たちを読んできた私が、
今読んでいるのが
『ナチュラルボーンチキン』。
これがもう…
めちゃくちゃ「今の年齢」に効く。
若さで突っ走るでもなく、
かといって達観しきれるほど
大人でもない。
「このままでいいのかな?」
「でも、今さら別の生き方も分からない」
そんな30代手前の、
揺れに揺れる心を、
これでもかというほど丁寧に突いてくる。
読みながら、
「あ〜、分かる分かる」
「うわ、そこ見ないでほしい」
「それ、昨日の私の思考」
って、心の中で一人ツッコミ大会。
たぶんこれ、40代で読んだら
また違う場所が痛くなるし、
50代で読んだら「若いわねぇ」って
思いつつ、別の後悔が疼くんだろうな、
なんて。
そう考えると、小説って不思議で。
内容は変わらないのに、
読む自分が変わるだけで、
全然違う顔を見せてくる。
今は「チキンだなぁ、私」って
笑いながら読んでるけど、
この本を数十年後に読み返したとき、
「あの頃の私は、ちゃんと悩んでたな」
って思えたらいいな、なんて。
とりあえず今は、
ページをめくりながら、
心に小さなヒビを入れられて、
「ま、ビール飲も?」って
現実に戻る日々です。
文学で殴られて、アルコールで回復。
今日もバランスよく生きてます?
それでは、みなさんのクリスマスも
素敵な一日になりますように?
私は夜、チキンを食べます??
それでは、また更新します?ね?
それでは(。・ω・)ノ゙
わか
?



