2025/12/30 19:00 up
4)ーside●●君ー
「んっ、こんな身体にしたの●●君なんだから、責任…っ、取ってよ…」
「……もちろん、しっかり責任取ってあげるよ」
そう言ってマロンの膝に置いていた手に力を込めてゆるゆると腰を揺らし始めると、マロンの口から甘い吐息がこぼれていく
「っ、は…ぁっ、あっ、んん…っ」
マロンのナカを往き来する度、強張らせた身体を小さく震わせて
「ん…っ、マロンっ、そんな締めたらもたない…っ」
マロンのナカは無意識にぎゅっと収縮して俺を掴んで離さない
「ふふっ、たった二週間空いただけなのに、すごい歓迎ぶり…っ」
快楽に抗うように眉根を寄せて、強がって微笑ってみせた
「んっ、●●く…ん……っ」
マロンが俺に向けて名前を呼ぶ
そんなマロンの手を取って指を絡め、身体を近づけて唇を塞いだ
マロンと繋がったまま甘く深いキスを繰り返し、このまま二人で蕩けてしまいそうになる
「っ、ん、はぁっ、やぁ…っ、もう…っ」
「んっ、俺ももたなそう…っ、く…ぅっ」
マロンにあおられグッと奥を抉るように擦りあげて、呆気なく滾る熱をナカに吐き出した
直後、俺の熱を受け止めたマロンも大きく身体を震わせて昇り詰める
「…っ、ん……ふぅ…っ」
大きくひとつ息を吐くとマロンのナカから自身を引き抜き、ラグに座ったままソファーの座面部分に背中を預けた
「っ、ん…●●君…っ」
マロンが気怠げな瞳を俺に向ける
「あのね、ありがとう…私の夢…叶えてくれて」
「そんなの、俺に出来ることならいくらでも……」
そう言ってマロンの頭を撫でるように髪の毛を梳けば、嬉しそうに瞳を細めて微笑い返された
何とも充足感で満たされる時間……
「……っ…え……?」
身体を起こそうとしたマロンが、俺の時計を見て動きを止めた



