2025/12/22 19:00 up
9)
ー●●君sideー
忙しい日々の中で行われた忘年会
遅れて行くと、珍しく参加していたマロンが見事に悪酔いしていて
マロンのことはずっと気になっていた
一緒に仕事する様になって、気付けば好きになってしまっていて
そんな俺の気持ちも知らないで、皆の前で妙に絡んできたのがちょっとだけ癪に障ったからその場から連れ出した
強引に車に乗せて家まで送って、しょうがないから寝室まで連れて行けば、帰ろうとする俺を引き止めてキスしてくるし
そっちが酒の力を借りてそんなことしてくるなら、俺はもう我慢なんてしない
タガを外したのはマロンだ
そう自分に言い聞かせて、俺はなし崩しに身体の関係を結んだ
……でも…本当のことを言えばもうずいぶん前から俺の気持ちはマロンのものだったし、悪酔いして可愛くなったマロンを誰にも見せたくなかったのが本音
なのにそんなマロンを前に、ここぞとばかりにつけ込む態度しかとれないでいて
マロンから『●●君のものになりたい』って言われて嬉しくて頭のネジが飛んで、優しく愛したいのに調子に乗って妙に焦らしたり、『手加減しないから』なんて言って初めて身体を繋げるっていうのにマロンの限界まで攻め立ててみたり…
かなりやらかしてしまった気がする
もう少し自分の気持ちに素直になって優しくしないと、このままじゃすぐマロンに愛想つかされてしまう
「っ、ふぅ……っ」
俺はシャワー止めて大きく息を吐くと、身体を拭いてマロンの様子を見に寝室へと足を早めた



