2025/12/24 10:01 up
孔子の時代
商君書の「馭民五術」
（民を操る五術）という指南書があった
１．愚民
２．弱民
３．疲民
４．辱民
５．貧民
国や王が民を操るためには
民に知恵を持たせず、あがらえないよう
弱らせ、疲れさせ、辱めを感じさせ
(上下関係の確立のため)
力を持たないよう貧しくさせる
あまりメジャーではないが
こうした指南書や思考は数多くあり
帝王学にも散見される
(マキャベリの君主論とか)
こと一強独裁者はそこに加えて
カリスマと支配、扇動、
イメージ戦略(プロパガンダ)がある
現代もっともその五術に
当てはまるのがスマホだろう
とりあえず検索して調べた気になり
(思考せず確認なく注意を奪う)
一日中動画やゲームや仕事に使用させ
脳を著しく弱らせ、疲れさせる
SNSやインスタで過度に貧富の差や
成功、容姿端麗さを見せて
落差を感じさせ辱めを与えて整形や
ハイブランドに走らせる
そうして意味もなく
たいした理由もないままに
課金してローンを組み散財して
誰もが貧乏に気づかないまま貧しくなる
先進国アメリカからアフリカの内地まで
当たり前のようにスマホを持つのが
ライフラインとして成立している
かつてジョブズは言った
「大事な子ども達にコンピュータ使用は
制限している
家族とは本や歴史や様々な話をしている」
スマホデトックスが囁かれる今こそ
一度スマホから目を外して
下ではなく上の青空を眺めて
質の良い時間を再考してみるのも
良い時期に来ているのかもしれない
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