2025/12/27 14:53 up
「第6の味覚「脂味」と病気の関係って?」
人間は、甘い・酸っぱい・苦いといった味を舌の表面にある味蕾(みらい)という器官を通じてとらえています。
食べ物が口に入ると、まず味蕾が味をキャッチして、その刺激を脳に伝えることで、人間は味を感じることができます。
その味蕾の機能が鈍ることで起きるのが、脳に味が伝わるなくなる病気、
「味覚障害」であります。
例えば、味蕾のなかの「甘味」を感じる部分に異常をきたすと、脳が甘さを認識できなくなり、糖分を摂りすぎても気づきにくくなります。
糖尿病の原因に繋がることも。
また、塩気を感じる部分に異常をきたすと、脳が塩分を認識できず、塩分の摂りすぎに繋がりやすくなります。
それが高血圧・動脈硬化を招き、さらには脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めることへと繋がっていきます。
いっぽう、肥満の原因となる「脂肪」も、味覚と関係があることが解っています。
これまでに知られている5つの味覚「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」に加えて
第6の味覚、「脂味(あぶらみ)」が存在する可能性が出ています。
人間は脂肪に反応する程度を分ける遺伝子を備えていて、
例えば脂肪に反応しにくいタイプの人は、脳が脂肪を感知しにくく、脂肪の摂りすぎによる肥満を招きやすくなる。
しかし、脂味に敏感な人は、ごくわずかな脂肪でも味を認識できるため、
脂肪に鈍感な人より、脂質の摂取量が少なくなり、肥満しにくいということになります。
いずれのタイプの場合でも、味蕾が正常に働かないと味がわからなくなり、様々な成人病の引き金となります。
味覚障害を引き起こすおもな原因は、亜鉛不足といわれているので、
亜鉛をたっぷり含む牡蠣や赤身牛肉などを積極的に食べて、味覚を研ぎ澄ましておきたいですね。
Professor erotic madam
🖋️📝📚📖



