2025/11/23 06:43 up
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おはようござりまする。
熟歴男殿、お楽しみくだされ〜
Part 5
『官渡の戦い----小が大を制した戦いの典型』
歴史が人を育て、人が歴史をつくる。
董卓以降、群雄が割拠するなかで
最高の実力者は袁紹であったが、
官渡の戦いで敗北した袁紹は歴史の波のなかに消えていく。
そして勝者の曹操が
袁紹に代わって最高の実力者となるのだが・・
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【 其の一】
『官渡の攻防戦でくりだした曹操軍の新兵器とは』
緒戦で勝利したとはいえ、曹操側はいわば機転勝ちであり、決定的な勝利というわけではない。
曹操は官渡城に後退し、こけを守ることになるのでござる。
袁紹は官渡の西北、陽武(ようぶ)に陣取る。
このとき、袁紹の陣営では側近の沮授(そじゅ)が重ねて進言している。
「わが軍の兵力は曹操軍に勝りますが、勇猛という点では残念ながら後れをとります。
今のところ、曹操軍のほうは食糧不足で物量も当方より貧弱です。
即決戦が曹操軍にとって有利であり、持久戦は我々にとって有利です。
ですから、ここはじっくりと腰をすえ、敵を消耗させることです」
しかし、袁紹はこれを容れず、陣営を連れ前進し、官渡に迫って決戦を挑んだのであった。
今度は幕僚の許攸(きょゆう)が袁紹に進言しました。
「ここで曹操と戦闘を交えることはありません。
我がほうの諸軍を数部隊に分け、敵を釘づけにしておく一方で、別の道から敵の都・許都を急襲し、天子を我がほうに迎えるのです。
そうすれば、我がほうの大義が立ち、戦いの行く手は明らかとなりましょう」
しかし、この進言にも袁紹は聞く耳を持たない!
耳を貸さず「とにかく官渡を攻略するのだ」と謂った。
さすがに この無能さに、
許攸(きょゆう)は腹を立てて引き下がるのでございます。
次回に続きまする。
ダラダラと長文で、す。す。すまぬ。
しかし、ダラダラと続きまする。
痴熟歴女
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