2025/12/22 06:13 up
おはようございます。
12月に入ると
街中がクリスマスムードに包まれますね。
それと同時に、
どこからともなく聴こえてくるのが
ベートーヴェン『第九』のメロディー。
「運命」も有名ですが、
年末と言えば、やっぱり
『歓喜の歌』ではないでしょうか?
年末に "第九" を演奏する習慣は
日本独自の文化と言われています。
そのきっかけは、
戦後間もない1947年(昭和22年)
現在の"NHK交響楽団" である
日本交響楽団が、
12月に3日連続で "第九" を演奏し、
それが熱狂的に受け入れられたこと
だそうです。
"第九" の第4楽章で歌われるのは、
詩人シラーの「歓喜に喜す」
を元にした合唱で、
ベートーヴェンはこの曲に
「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ」
というメッセージを込めたと
言われています。
一年の締めくくりにピッタリ
だと思います。
仕事や家事で慌ただしく、
心身ともに疲れがたまりやすい12月。
そんな時、
荒々しくも、
最後には
圧倒的な歓喜で包み込む "第九" は、
12月のPower music ですね。
★Saki★



