色鮮やかな印象派のあとは、打って変わってモノトーンの世界
北方ルネサンスの巨匠、アルブレヒト・デューラーの木版画の小企画展を見てきました
デューラーがみずから出版者となって1511年に刊行したいわゆる三大書物「黙示録」(ラテン語版再版)「大受難伝』「聖母伝」という、当時としてはきわめて画期的だった活字印刷本の木版画群を、一挙にすべてお披露目だそう
とにかく細かい!木版画ということはこれ全部手彫り…ヒエッ😵
工房で複数人が製作したのかもしれませんが、それにしてもすごすぎます😲
残念なのは私に聖書の知識がないこと✞ 黙示録とか詳しければもっと色々わかっただろうなあ💦ちゃんと説明文もついているんですが、それでも難しかった…
四人の騎手「黙示録」5
騎手は左手前から死、飢餓、戦争、疫病だそうですが、飢餓が1番マッチョで強そうなのは何か意味があるんでしょうか?飢餓というとガリガリをイメージしてしまうのは凡人だからかな😅
「大受難伝」はイエス様の受難の物語で、これは何となくストーリーがわかります
このひとを見よ「大受難伝」6は、捕まったイエス様が皆の前に引き出されて晒し者になる場面
下で見てる人達がいかにも意地悪そうですね
「聖母伝」はマリア様の一生のお話で、こちらもなんとなく馴染みがあります
聖母の神殿奉献「聖母伝」6はちょっとひねりのある絵
階段を上がろうとしている女の子がマリア様なのですが、顔は見えません
どんなお顔かは見る人の想像力に任されています
とても細かい繊細な絵なので、かなり目を使います
印象派展を見た後なので、目が疲労してじっくり見られなかったのが悔やまれる💦
デューラーに興味ある方、他の展示を見る前にこちらを見たほうがいいかもですよー