2025/12/16 15:52 up
Rioはじめましてのお兄様。
昨日ゆあのことを見て、
「気になって呼んじゃった」って
まっすぐ言ってくれたの、
胸の奥がじんわり熱くなるほど嬉しかった。
それに。
思ってた以上に美人さん来てくれたって…
照れながら言われた瞬間、
視線の温度だけで身体があたたかくなるのを感じた。
はじめましてさんなのにロングコース。
最初からたっぷり“ゆあ”を欲しがってくれたその選択が、
言葉より雄弁に心に触れてきた。
お部屋は和室。
しん…と落ち着いた空気の中、
畳の香りと、静かに湯気をたてる和のお風呂。
どこか懐かしくて、でも淫らな期待に背中が震えた。
お兄様はぎゅーが大好きで、
ゆあを胸いっぱい抱きしめながら
「癒されたい」って小さく呟いてくれた。
その言葉、
ゆあの心を甘く支配していく。
全体重を預けたまま、
ふたりの体温が一枚の布みたいに密着して、
深いところまで熱が伝わっていく。
胸の下で鳴る心臓の音、
呼吸の波が合っていく瞬間、
それだけで頭がふわっとして
力なんて入らなくなるの。
ゆっくり耳元へ顔を寄せると、
肌と肌が触れるか触れないかの距離で
鼻先の息が、お兄様の耳に落ちる。
「これ…好きなんだよね」
その声は低くて、
聞き返したくなるくらい甘いのに、
どこか理性を溶かすような震えが混ざってた。
息がふれただけで、
背中がぞわぞわって疼いて、
身体が勝手に求め始める。
腕の力が強くなって、
逃がさないみたいに抱きしめられるたび、
畳が小さく軋む。
触れているところが多すぎて、
どこが限界なのか
もうどうでもよくなっていく。
ただ抱きしめられているはずなのに、
抱いているみたいな錯覚に
ゆあは静かに溺れていった。
お兄様の呼吸が首筋に落ちて
その温度にぞくっと震えたとき、
こんなにも身体は正直なんだって
怖いくらい感じさせられる。
ぎゅーしてるだけで満足、
そう言ってくれた人は初めて。
でもそのぎゅーが――
どんな言葉よりも官能的で、
ふたりだけの夜を滑らかに深く染めていく。
最後に
「大満足」って
くっきり残してくれた笑顔。
その一言が、
今日のすべてを肯定してくれた気がして
胸の奥が幸せでいっぱいになった。
ねぇお兄様。
またあの和室で、
ゆっくりと
息と鼓動を絡め合いたいな。
次は――
もう少し近くで。
声にできない熱まで
全部共有していい?🐰💋
ゆあ



