2025/10/24 16:17 up
おにいさまと話してるときにね、
時々ふと静かになる瞬間ってあるじゃないですか。
会話が止まるわけじゃなくて、
言葉の代わりに“気持ち”が動いてる時間。
今日のおにいさまとの時間が、まさにそんな感じでした。
最初は普通にお話してたのに、
目が合った瞬間、空気がふっと変わって、
お互い少しだけ笑って、
それから何も言わずに見つめ合ってた。
その沈黙がね、嫌じゃなくて、
むしろ心地よくて。
距離が近づくたびに、
りるの心臓の音が少しだけ早くなる。
その鼓動が伝わってたのか、
おにいさまの指先もほんの少し震えてた。
…ああ、こういう瞬間、好きだなって思いました。
人って、言葉を使わなくても
ちゃんと伝わるものがあるんですよね。
呼吸のテンポとか、視線の揺れとか。
おにいさまが小さく息を吸った瞬間、
りるも一緒に息を止めてた。
無意識なのに、ちゃんとリンクしてる。
その感じが、すごくリアルで、
心と心が“ピタッ”て重なったみたいな気がした。
「こういうの、久しぶりだな」って
おにいさまがぽつりと言ってくれて、
その一言で全部が報われた気がしました。
このお仕事をしてると、
「気持ちいい」とか「可愛い」とか、
そういう言葉をもらうことももちろん嬉しいけど、
“静かに伝わる優しさ”がいちばん響く気がする。
言葉よりも沈黙。
動作よりも呼吸。
その小さな隙間に、
いちばん本当の気持ちが隠れてるのかもしれません。
おにいさまが帰ったあと、
りるはしばらくその空気の中にいました。
何も音がしないのに、
さっきまでいた人の温度だけが残ってて、
それがすごくあたたかくて、
心が“ありがとう”でいっぱいになった。
沈黙って、
寂しさじゃなくて“信頼”の形でもあるんだね。
次に会えるときも、
その静かな優しさをまた感じられたらいいな。
りる 🩵



