2025/11/02 01:10 up
昨日の君は、
指先の温度を知らない。
ぬるいお湯の中で
溶けかけた飴みたいに
わたしの記憶はくるくる回るの。
布団の奥で笑ってたの、だれ?
わたしの身体は、
ねじれた欲望でできてる。
とろ、とろ、と、音を立てて
夜がまた、ひとつ脱いだ。
あなたがくれた言葉が
まだ喉の奥で甘くて、苦くて。
それが好き。
ねぇ、
また、あの夜に触れて。
壊れる寸前のわたしを
優しく、冷たく、犯して。
出勤してます。
今夜、夢の続きを、一緒に――。



