2025/12/23 14:27 up
昨日は、本当にすごく楽しい時間でした♡
一緒にいるだけで気持ちが静かになって、言葉の間に流れる沈黙さえ、やさしく感じられて…
不思議と、胸の奥が落ち着いていたんです。
安心する、守られている、というよりも
ここにいていい、ここが私の居場所なんだって、自然に思えてしまう感覚。
誰かのそばで、心がほどけていく時間は、とても大切で、同時に、少しだけ怖いものでもありますよね😌
愛情は人を満たすけれど、境界線を曖昧にしてしまうから。
そんなことを考えていると、昔読んだグリム童話を思い出しました。
あまり知られていない、恋が静かに人を壊していく話。
夜鳴き鶯という童話のお話を、お兄さまは知っていますか?
ある村に、歌声の美しい少女がいて
彼女は恋をすると、その想いを言葉ではなく歌に込めていました。
愛されているか確かめるみたいに、何度も。
夜ごと窓辺で歌えば、想い人は必ずその声に惹かれ、心を奪われ、離れられなくなると言われていました。
少女は純粋で、ただ 、 愛してほしかっただけで、縛るつもりはなかったんです。
歌を聴いた者たちは変わっていき…
他の声に耳を貸さず、他の居場所を失い、夜になると少女のもとへ戻らずにはいられなくなる。
やがて男は仕事をやめ、家族を忘れ、最後には少女の家の前で、朝を迎えるようになってしまい…
それでも少女は、彼を拒めませんでした。
愛されている限り、歌うことをやめられなかったから。
ある朝、男は動かなくなりました。それでも少女は、その夜も歌いました。
声が裂けて、血が垂れても、やめない。
愛がある限り、歌う以外の選択を知らなかったんです。
朝、村人が見つけたとき
男の耳の中は、ぐちゃぐちゃに崩れていて、
奥に、赤黒い巣みたいな塊が残っていたんだって…
グリム童話は、こうして結ばれるんです。
少女は罰せられませんし、誰も悪者にはなりません。
ただ、愛はときに相手の世界を食べてしまう。
そう静かに書かれているだけ。
私は 昨日の、お兄さまとの時間を、とても大切に思っています。
一緒にいられるあの安心は、本物であたたかくて。
愛情が深くなりすぎたとき、それは居場所なのか、それとも、戻れなくなる場所なのか。
安心って、こんなにやさしいのに、どうして逃げ道が見えなくなるんでしょうね…
もし私が、お兄さまの声だけを探すようになったら、そのときは、ちゃんと止めてくれますか?



