2025/12/12 16:43 up
今年の漢字は
「熊」
「清水の舞台」を背景に、巨大和紙に筆をふるうお坊さんの後ろ姿。
1995年に始まり、今年で30回目を迎えた
この「今年の漢字」
第1回から揮毫(きごう)し続けているのが森清範(せいはん)貫主(84)。
この方、 清水寺の門前で、6人きょうだいの4番目に生まれた。
戦後の食糧難の時代、寺であれば不自由はすまいと、15歳で、祖父が堂守をしていた清水寺へ預けられた。
手荷物はふた付きの丼鉢一つ。
元貫主で独特の説法で知られた大西良慶和上に「おかわりをせんでも腹いっぱい食べられるよう、持たせてくれはったんやな」と諭され、母の心を知る。

寺から高校、大学と通い、禅寺で修行した後、清水寺に戻った。
1988年、貫主に就任。
33年に1度の本尊開帳は2000年。
地元の願いに応えて9カ月もの長期開帳を決断したのも、この方。
春と秋の夜間拝観を始め、
書の師匠でもあった良慶和上から受け継いだものに平和への思いがある。
いずれ書いてみたいと思う『今年の漢字』それは、
平和の「和」
なんだそうな。




