2025/10/18 20:52 up
あなたに見つめられた瞬間
空気がふっと変わった。
言葉よりも先に
あなたの視線がわたしの肌を撫でていく。
その静かな熱が、夜のはじまり―。
ランジェリーのすき間をすり抜けるように
想像がわたしをほどいていく。
近づくほどに、呼吸が重なって──
甘い音が耳の奥で滲む。
ここでは、もう何も我慢しなくていい。
優しさと欲の境目で
指先と鼓動だけを頼りに
静かに溶けあっていく。
触れるたびに、理性が遠ざかって
時間の輪郭が、ぼやけていく。
そっと目を閉じて?
瞼の裏側で
わたしのこと──思い出して♡
りおな




