2025/12/23 07:00 up
抗精神病薬の説明で
「パーキンソン病のような症状が出ることがあります」
と書かれているのを見て、不安になったことはありませんか?
これは、本当のパーキンソン病とは少し違います。
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正確には「薬剤性パーキンソン症状」
お薬の副作用として出るのは、
👉 薬剤性パーキンソン症状(パーキンソニズム)
と呼ばれるものです。
ポイント
• 病気のパーキンソン病とは別物
• 薬の影響で一時的に起こることが多い
• 薬を調整すると改善するケースが多い
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どうして起こるの?
抗精神病薬は、
脳内のドパミンという物質の働きを調整します。
ドパミンは
• 幻覚・妄想
• 気分や意欲
だけでなく、
👉 体をスムーズに動かす働き
にも関わっています。
薬の作用が強く出すぎると、
動きをコントロールする回路のドパミンが不足した状態になり、
パーキンソン病に似た症状が現れます。
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どんな症状が出る?
代表的な症状は次のようなものです。
• 手や指が震える
• 動きが遅くなる
• 体や関節がこわばる
• 表情が乏しくなる
• 歩幅が小さくなる
日常生活では、
「体が重い」「動きにくい」と感じることもあります。
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本当のパーキンソン病との違い
ここはとても大事なポイントです。
項目 薬剤性 パーキンソン病
原因 薬の影響 神経変性疾患
進行 進行しないことが多い 徐々に進行
改善 薬調整で改善しやすい 完治は難しい
左右差 比較的左右対称 片側から始まることが多い
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ずっと残るの?
多くの場合、
• 薬の量を減らす
• 別の薬に変更する
• 補助的な薬を使う
ことで、
👉 症状は徐々に改善します。
ただし、
もともとパーキンソン病の素因がある場合は、
症状が目立つきっかけになることもあります。
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レキサルティとの関係
レキサルティは、
• ドパミンを完全に止めない
• 作用を「調整する」タイプ
の薬のため、
パーキンソン症状は比較的出にくいとされています。
それでも
• 体のこわばり
• 動きづらさ
を感じた場合は、
我慢せず主治医に相談することが大切です。
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まとめ
• 副作用で言われる「パーキンソン病」は本当の病気とは違う
• 正確には「薬剤性パーキンソン症状」
• 薬の調整で改善することが多い
• 気になる症状は早めに相談を



