2025/11/03 22:41 up
人と向き合うとき いつも意識しているのは「正解」を探すことじゃなくて、 その人の心の“温度”を感じること。 誰だって、口に出せない思いを抱えてる。 強く見える人ほど、 誰かの前で弱さを見せるのが下手だったりする。 それでもほんの一瞬、 目線が揺れた瞬間とか 小さく息を吐く仕草に、 心の奥の“本音”が滲む。 僕はそういう瞬間を大事にしていたい。 慰めるより、肯定するより、 ただ「わかるよ」って目で伝える方が 人を救うこともあると思ってる。 寄り添うって 相手の心を自分の形に合わせることじゃなくて、 その人のリズムに、そっと自分を溶かしていくこと。 沈黙の時間さえも、ちゃんと意味がある。 言葉にできない思いを感じ取るのが、 僕の仕事であり、たぶん僕の生き方でもある。 恋も、それと似てる。 「好き」って言葉を急がなくても、 同じ空気の中で呼吸を合わせられるだけで、 心はちゃんと通じていく。 焦らず、無理せず、 相手の歩幅に合わせて進んでいく恋が、 一番自然で、いちばん強い気がする。 相手の笑顔を見るために 無理に頑張る必要なんてない。 君がそのままでいてくれたら、 それだけで僕は嬉しい。 今日のこの一枚は、そんな想いの延長線。 ただ静かに、自分を整えるようにシャッターを切った。 光と影の間にあるこの時間が、 誰かの心を少しでもやわらげるなら、 それだけで十分だと思える。 いつも読んでくれてありがとう。 この場所を見つけてくれて、ありがとう。 今夜も君の中に、 あたたかい呼吸が流れていますように。
