2026/01/07 19:19 up
・前作『ウルトラマンネクサス』の成績不振を受け急遽穴埋めとして企画された作品である(要はシリーズ40周年の作品である『ウルトラマンメビウス』までの繋ぎの作品である)。
その為か、メインのプロデューサーは従来の渋谷氏ではなく、演出を担当していた社員の八木氏が務めている。
・7月スタートになった理由に、2006年春から7時半がニュース枠になる事が確定しており3クール枠を取る為である事と放送同時期開催の『ウルトラマンフェスティバル』においてTVとイベント登場を合わせてヤマを作りたいと言うイベント企画側の要望による理由があった為で、ネクサスを打ち切りではなく路線変更無しで放送短縮で済んだのはこの要因が大きい。
・迫るシリーズ40周年を前に人気回復を図った本作は、人気怪獣の再登場やオーソドックスな世界観を元に原点回帰を目標とされた。
・原点回帰の例として、影絵を利用したOP、第二期までと同様EDは無し、『ウルトラマンレオ』以来のセブンタイプの主役ウルトラマン等が挙げられる。
又、繋ぎの企画な為当初から全39話を予定とされていた。
これは奇しくも初代ウルトラマンと同じである。
・本作の最大の特徴はバラエティ豊かな作風である。
どういった流れかは不明だが、40話しかないのに参加した脚本家18名、監督11名と非常に多い。
その参加した脚本家や監督も豪華な顔ぶれであり、映画業界からは『平成ガメラ三部作』の金子修介氏や三池崇史氏、アニメ業界からは『機動戦士ガンダム00』の黒田洋介氏、
『マックス』以降に『天元突破グレンラガン』・『キルラキル』・『仮面ライダーフォーゼ』と数々の名作品の脚本を務めた中島かずき氏、ドラマ業界からは『警部補 矢部謙三』・『仮面ライダーゴースト』・『仮面ライダーセイバー』を手掛けることになる福田卓郎氏、その他にも普段ウルトラに参加してない一般ドラマの脚本家や小説家がゲスト参加した。
更に昭和ウルトラからは上原正三氏や実相寺昭雄氏、飯島敏広氏、藤川桂介氏と言った初期作品を支えた大御所が、平成ウルトラからは太田愛氏や小中千昭氏や村石宏實氏、高野敏幸氏と言う面々が参加した。
キャストも含め、ネクサスの失敗と言うウルトラシリーズの危機に、円谷プロがなりふり構わず人脈はじめ全力を振り絞った様な豪華な製作陣である。
・『全編がパラレルワールド』と言う『ウルトラマンマックス』の豪快な初期設定もあり、『マックス』は参加した脚本家や監督による個性豊かで、シリアス・コメディ・熱血・ラブロマンスなんでもありの話に彩られていき、ウルトラシリーズの中でも一際、話のバラエティ豊かさが輝くウルトラ作品となったのである。
その面でも初代への回帰は成功したとも言える。
・テレビ版最終回はシリーズでも稀な総集編となっており、チームDASHの面々の回想となっている。
参加スタッフが全員載った最後のスタッフロールは圧巻である。
・トミイ大塚氏によるコミカライズ版が全3話、特撮エースに連載されていたが、こちらはTV版とは正反対の『ネクサス』ばりのシリアス展開となっている。
いかがでしょうか、興味を持って頂けたら是非ご視聴下さい😇



