2026/01/02 20:13 up
・仮面ライダー生 誕 3 5 周 年 記 念 番 組と言う事でコンセプトは『歴代最強ライダー』。
前作『仮面ライダー響鬼』が「変身」の掛け声やベルトによる変身、キックの必殺技等を撤廃した『完全新生』を掲げた異色作だったのに対し、本作は「変身」の掛け声や変身ベルト、ライダーキック等の伝統的仮面ライダー要素を取り入れて『原点回帰』をしつつも、「仮面ライダーの限界に挑む」と言うコンセプトで製作されている作品である。
・一応、特撮ヒーロー番組なのだが、やたらと料理に関する話が多く、仲間が戦闘中なのに、主人公は料理漫画さながらの敗北と修行を経てワームと料理対決していた事もある。
かつて閲覧出来た公式サイトでも本編に出た料理のレシピが公開されていたので、狙ってやっていたのだろう。
後に主演2人が再会した料理動画がYouTubeに投稿されるほどカブト=料理と言う図式は外せないものとなっている。
・あまりにも強烈かつ個性的な登場人物、現在も尚色あせない魅力的なデザインとアクションはコアなファンを魅了した。
カブトのライダーキック(上段回し蹴り)、カブトVSザビー、キックホッパーの連続キック等は今も尚語り草となる事が多い。
・今作から全編映画を意識したフレームレートの撮影方式移行や2次元寄りのギャグ・コミカル描写の増量等、次作の『仮面ライダー電王』と共に第二期平成ライダーシリーズの基礎となった作品と捉える事も出来る。
・本作より映像ソフト化がDVD版のみのリリースとなっている。
・放送当時は運悪く『ポケモン☆サンデー』の放送時間が1時間に拡大、視聴率で苦戦を強いられていた。
一応、玩具売上等の方面では前作から多少ではあるが回復してはいる。
同時期の任天堂のゲームハードや同時期の戦隊が強すぎたとの事。
・プロデューサーはお馴染み白倉伸一郎氏。
書籍『仮面ライダー超解析』にて白倉Pは本作について、『仮面ライダー響鬼』での混乱で各方面にご迷惑をおかけした事もあって、みなさん本当はどう言うのがよかったんですか?と言うのを聞く所から始めたとの事。
僕としては一番反省点が多い作品。
「外から見た平成ライダー」をセルフリメイクしてるような感じ。
あの路線で行くなら主人公のキャラをもっともっと立てるべきだと思うし、キャストオフにしてもマスクドフォームの存在意義をいま一つ詰め切れていないまま始めてしまった。
……と振り返っており、現場の立て直しに奔走しながら作られたとの事。
・メインライターは米村正二氏。
尚主要キャラは分業制となっており、今回サブとして就いた井上敏樹氏は風間大介、神代剣がメインの回を担当している。
本作以降も井上&米村氏は、スケジュールが厳しい仮面ライダー制作現場において脚本を短い納期で引き受けてくれる貴重な存在だった様で度々脚本を任されていた。
・天道総司を演じた水嶋ヒロ氏は『仮面ライダーカブト』放送終了後から2025年現在に至るまで、声の出演を含めて一度も他作品に出演した事がない。
尚、『仮面ライダーカブト』への出演を黒歴史にしていると言う説は水嶋ヒロ当人が明確に否定した他、
『平成ジェネレーションズFOREVER』に出演しなかった件に関しては、「オファーそのものがないから検討しようがない」と述べている。
真面目な話をすると(現在はだいぶ落ち着いたとは言え)水嶋ヒロ氏自体芸能界から干されていた時期があり、干された時の所属してた事務所も東映とかなり太いパイプを持ってるので、東映としては出したくとも出せない状況が現状だと思われる。
水嶋ヒロ氏は既に芸能界を引退している為、より客演等は絶望的と言えるが、自身のSNSでは『仮面ライダーカブト』に好意的な発言も見られ、近年には「娘に自分(父親)が仮面ライダーであった事がバレてしまった」と言う趣旨の投稿がなされ、
水嶋氏演じる天道が変身する仮面ライダーカブトの人形を娘さんが気に入っていると言う、微笑ましいエピソードも明かされている。
因みに天道は本編で鯖味噌を食べているが、水嶋氏は煮魚が苦手である。
いかがでしょうか、興味を持って頂けたら是非ご視聴下さい😇



