2026/01/01 22:13 up
・モチーフは「古代文明」。
それでいて軍隊が母体になっていると言う、一昔前のスーパーロボットアニメの様なファンタジーと科学の2要素が融合した。
・『秘密戦隊ゴレンジャー』や『ジャッカー電撃隊』と共に『スーパー戦隊』の始祖として正式に含まれた事や20周年記念作品と言う事もあり、放送直前に特番が組まれる等かなり高い意気込みをかけて制作された。
・久し振りの軍人戦隊だからか、序盤はかなりシリアスなストーリーで進んでおり、当時の大きなお友達からの評価も高かった。
だが、1995年の時代背景は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件等の決して明るいとは言えない状態だった為、かなり早い段階でシリアス・ハード路線からの路線変更を余儀なくされてしまった。
尚、中盤のギャグ展開が槍玉にあげられるが、恐ろしい作戦をゲーム感覚でやると言う敵の残酷さを表す為に初期から構想されており、この部分については時代背景の影響を受けて急遽路線変更した訳ではないと言われている。
その他には、「主にオウム真理教の影響で『超力』や『古代文明』に対する設定の変更を迫られた」と言うさとう珠緒氏の証言や、後年の雑誌でのプロデューサーの発言から、非情に切迫した状況で試行錯誤をしながら制作が行われていた模様。
その結果、過去の戦隊のエピソードの焼き直しが散見される等して評価はあまりされず、視聴率も4.5%台と伸び悩む事態となってしまった。
だが、それは裏を返せばシリアスとコミカルが上手く絡まったバラエティ溢れる作品ともとれる訳で、メインターゲットであった当時の子ども達からの人気は高かったと言う。
現に玩具売り上げは80億、VHSやムック本等を含めた総売り上げは過去最高となる151億と、スーパー戦隊の中でもかなりハイレベルな数字を叩きだしており、特に後者は放送から30年が経過した現在でも未だに記録が破られていない。
決して人気が低かった訳ではない事は明らかです。
視聴率が低かった要因も、当時は丁度塾や習い事等が流行りだした事で子ども達が家にいない事が多く、録画の比率の方が多かったのも原因の一つとされています。
故に、必ずしも視聴率の低さ=人気の低さの証明とはならないと思われます。
そして、
・序盤と終盤の大ピンチからの逆転というカタルシス。
・次々に出てくるロボットや装備(これに関しては「唐突過ぎる」と批判が起こる事も)。
・『虹色クリスタルスカイ』に代表される熱い劇中歌。
等、ヒーローものの王道としてはまっすぐに突き抜けており、近年になって徐々に再評価されつつある。
・又、北米版である『パワーレンジャー・ジオ』はパワーレンジャーシリーズで初めてレンジャーのスーツが変更された作品であり、プロモーションや主題歌の歌詞ではとにかく今までとは違うと言う事が前面に押し出された。
アメリカ側スタッフからは不安視する声もあったが、蓋を開けてみれば無事にヒットを飛ばし、ファンの間では非常に重要な作品として位置づけられている(因みに日本語吹き替え版は制作されなかった)。
・本作の舞台設定は第1話のタイトルからも分かる通り当初1999年だったが、Vシネマ『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』、『未来戦隊タイムレンジャー』の第51話、そしてレジェンド戦隊がテーマの『海賊戦隊ゴーカイジャー』では「1995年に結成された」と紹介された。
その為、初期設定では1999年の戦隊シリーズの地球は災魔一族と並んでバラノイアからも襲撃されていた事になる(『特命戦隊ゴーバスターズ』における新西暦も含むならヴァグラスにも襲撃されている)。
・直近2作品ではレッドがリーダーでなかったり、名乗りの中心がその回の主役だったりと変則的な展開があったが、当作は誰が主役であろうがあくまでレッドが中心・リーダーという原点に帰った。
オープニングもレッドだけが単独紹介、グリーン・ブルー、イエロー・ピンクが2名づつ紹介と言う異色のものになっている。
尚、『鳥人戦隊ジェットマン』で初めて導入されてから前作『カクレンジャー』まで4作に渡り「変身の前後に関わらず本名で呼び合うスタイル」が続いたが、本作では「本名で呼び合うスタイル」と従来の「変身後はコードネームで呼び合うスタイル」が混在している。
初期メンバーの5人は本名で呼び合っている(隊長という立場上、レッドだけは変身の前後に関わらず「隊長」呼び)が、キングレンジャーに関しては互いにコードネーム呼びを貫いていた。
ちなみに本名で呼び合うスタイルは今作で一旦途絶える。
・『47戦隊×47都道府県』では宮崎県を担当。
古代文明をモチーフとしている本作であるが、宮崎県には3500基を越える古墳が存在している事からと思われます。
又、オーピンクの専用メカであるモアローダーがモアイモチーフであり、日南市のサンメッセ日南にモアイがあるからとも思われます。
・2025年8月にオーレンジャー30周年記念のイベント『超力戦隊オーレンジャー 放送開始 30周年記念!オレたち、永遠のオーレンジャー!』が一ツ橋ホールで開かれた。
オーレンジャーのキャスト陣5人の他、サプライズでキングレンジャー役の山口氏、三浦参謀長役の宮内洋氏、東映特撮ではお馴染みの竹本監督が登壇した。
又、同年12月には『30周年だよ!オーレンジャー in 大阪!』が心斎橋パルコにて開かれた。
こちらは宍戸氏、合田氏、珠緒氏と、『重甲ビーファイター』からブルービート役の土屋大輔氏とブラックビート役の土屋圭輔氏が登壇。
実質『オーレンジャー』・『ビーファイター』の合同での30周年イベントとなった。
いかがでしょうか、興味を持って頂けたら是非ご視聴下さい😇



