〜平成戦隊シリーズ1990年代編④『五星戦隊ダイレンジャー』の魅力〜❹ - エリカ 2025年12月24日の写メ日記

④『ゴーマ族』


遥か昔、ダイ族と熾烈な戦いを繰り広げていた妖力を操る魔族。

現代では中国奥地の上空に浮かぶ逆ピラミッド型のゴーマ宮を本拠地とし、次々と怪人を送り込む。

民族全体の指針はゴーマ皇帝と政治機関たる元老院が決定しており、軍部である敵幹部が従い行動する妙なリアリティのある組織。

服装は世紀末風。

おそらく、サモンナイト2の旧王国が元ネタと思われる。


・『ゴーマ怪人』


ゴーマ族に所属する今作の怪人枠。

妖力を使う以外はただの人間で、基本的に人間の姿で戦闘、時に怪人に変身する。

携帯している巨大化爆弾を爆発させることで巨大化が可能。


⑤雑学・トリビア・余談


・戦隊史上初となるオリエンタル(東洋的)な要素をメインにした作品。

あらすじに書いてある通り中国の気功をモチーフにし、『光戦隊マスクマン』で導入された武術・拳法要素が復活を果たしている。


・登場人物の名前も三国志や水滸伝から来ており、各メンバーは龍、獅子、天馬、麒麟、鳳凰、白虎等の聖獣をモチーフにしている。

派手なアクションや武器による戦いが目立つ他の戦隊と違い、静と動を基調とする中国拳法と気力vs妖力の能力バトルがメインとなり、見ていてアッとさせられるアクションが見られる。

特に第47話で行われたキャストによる生身での名乗りシーンは、屈指の名場面として今でも語り草になるほど。

※後、女子⚪︎生のパンチラが拝める（笑）


・そしてOPである。

その独自のテンポと戦隊の拳法の動きは、一度見たら脳内からなかなか離れない。

因みに主題歌のタイトルも『五星戦隊ダイレンジャー』。

EDもダイレンジャーがキバーマシーンに乗りながら道路を駆け抜ける映像と合間のダイレンロッドでアクションを行う映像で構成されており、こちらも記憶に残りやすいだろう。


・『ガールズ＆パンツァー』の特典OVA「エンカイ・ウォー」にて、あんこうチームの5人が隠し芸でダイレンジャーの名乗りを再現する姿が描かれた。

キレのある動きはもちろん、手足の角度にも非常にこだわっているのでファン必見。


・『47戦隊×47都道府県』では長崎県を担当。

長崎新地中華街がある事や、東洋の龍の姿をした龍星王が「長崎くんち」を連想させる事等が理由と思われる。


いかがでしょうか、興味を持って頂けたら是非ご視聴下さい😇