2025/11/20 17:03 up
それが『化け猫あんずちゃん』。
今回はこの作品を語りたいと思います☺️
※ネタバレあります
映画のあらすじは
借金取りに追われる父に連れられて、東京から南伊豆の池照町にやって来た少女・かりん(小5)。
父の実家である寺に身を置き、祖父の世話になる事になったのだが、そこには言葉を話し、2本足で歩いてバイクの運転までする化け猫・あんずちゃん(※オス)が暮らしていた。
当初はその異様な存在に戸惑うがすぐに慣れ、現地の小学生男子や職探しに苦労する中年男性(よっちゃん)、更には森に住む妖怪達とも出会い、それなりに楽しくも漫然と日々を過ごすかりん。
しかし、約束していた母親の命日になっても、父はかりんを迎えに来なかった。
痺れを切らしたかりんはあんずちゃんと一緒に父を探しに、そして母の墓参りの為に東京へ向かう。
タイトルは『化け猫あんずちゃん』だけど、映画の実質的な主人公はかりんの方と言ってもいいと思う。
この2人の関係はドラえもんとのび太、キテレツとコロ助、Q太郎と正ちゃんの様な一連の藤子不二雄作品に似てる気がした(ただ、藤子作品では「主人公が暮らしている所にマスコット的な居候が転がり込んでくる」のに対して、本作では逆に「あんずちゃんが暮らしている所にかりんがやって来る」と、逆の構造になっている)。
作画面では、ロトスコープでの制作と言う所が大きな特徴。
通常のアニメ作品で一部にだけロトスコープを採用すると、そこだけ妙にヌルヌルしてたり、動きが生々しかったりして違和感があったりする事もあるけど、全編ロトスコープの本作ではそう言う事はない。
むしろ自然すぎて、言われないとロトスコープでの制作だと気付かない人もいるかも知れない。
セリフの録音もロトスコープでの実写撮影と同時に行われた様で、これによってより臨場感を感じられたシーンもあったけど、音が籠もって聞こえづらくなってしまってるシーンも割とあった。
全然何を言ってるか分からないと言う程ではないものの、ここは少し残念な所です。
作品全体の感想としてはかりんちゃんが可愛い(笑)!
祖父である和尚さんや森の妖怪達の前では「いい子」を演じる一方、あんずちゃんや男子2人に対してはけっこう辛辣でスレた一面を隠さない。
そんな二面性も含めて魅力的なキャラクターだった。
観た後、スマホを触ってると、コミックDAYSで原作漫画が無料公開されてる(※現在は終了)のを知った。
最終話のみ要ポイントだったけど、これもサイト上でポイ活すれば直ぐに貯まったので、せっかくだからと読んでみて、驚きました。
かりんちゃんがいない(驚愕)……!?
マンガは映画の前半、かりんちゃんが池照町で過ごすエピソード群からかりんちゃんの存在を消した様ないや逆かな。
原作マンガのエピソードを再構成して、そこにオリジナルキャラであるかりんちゃんの存在を(違和感なく)加えたのが映画『化け猫あんずちゃん』(の前半)。



