2025/11/15 17:13 up
面白かった。
ほぼ全編アクションシーンかつ激アツ展開の連続で全く中弛みが無く楽しめました。
好評なのも頷けると言うものである。
プレデターの世界観を広げる事に成功したと共に新規層のファンを獲得出来そうな作品である。
そして主人公のデクが可愛いすぎる。
とにかく、最も言いたい事は、「デクが可愛い」と言う事(笑)。
鑑賞後はほとんどそれしか考えられない(個人的な感情です)。
可愛いと言うのはつまり、若くて生意気で青くて頑張り屋でピュアで威勢だけはよく口も達者だが情にもろくユーモアを解し短気で怒りっぽいけど最後まで諦めないし頭はいいし機転も利くし家族思いで誇りと情熱がある。
人はそれを可愛いと呼ぶ(笑)。
もはや『国民の弟』と言っても過言ではない(個人的な意見です)。
顔も見慣れると童顔で可愛い(個人的な見解です)。
歯(牙?)の一本が欠けてるのもチャームポイントだし、背が低くて画面の収まりも良く、そのぶん手足が太く見えて大型犬の子犬みたいにみえる(と思います)。
フェイスマスクを付けているが、劇中ではほとんどずっと素顔。
プレデター語でよく喋るし(発音はドイツ語っぽい雰囲気?)、直ぐに「シャーッ!」って威嚇するし、その口元に目が釘付け。
予告やあらすじで弱い弱いと言われていたが、観てみたら別に弱いと言う印象はあまりなく、我々の思う「プレデター基準」に照らしても戦いぶりは全然普通だと思う(中級者レベル?)。
だから弱いと言うのはあくまで精神面(感受性)の話であり、肉体的に弱くてへろへろなプレデター(笑)と言う訳ではないのは救いだと思います。
・現地調達のサバイバルが小気味良い
最初は沢山の『プレデター武器』が出て来てワクワクしたが、何だかんだで使う前からほとんどなくなってしまい、雑魚敵でさえ強すぎるこの惑星でもう絶望感しかない。
しかし、デクはなくした武器に絶望する事なくどんどん現地調達で武器防具・回復薬を作って行き、その機転と前向きな様子には感嘆を覚えます。
プレデターの強さの根幹をなしているハイテク武器を失っても動じないその心は、若さゆえの楽観か、それとも一族が備える本能か。とにかく、あたふた騒がずひたむきに己を磨く様は見ていて心地が良いです。



