2025/10/31 18:11 up
野鳥や自然風景を主に取り扱う、26歳の新進のフリープロカメラマン。
環境問題への関心が強く、環境破壊の現状を調査・公表する為にオートバイで野営しつつ、全国各地の取材の旅を続けている。
湖の汚染を調査するために山に入り、自然を愛する少女・木村加那と出会うが、野営中に大孵化の儀式の生け贄として彼女を狙うフォッグと遭遇し、アギト(平成ライダーではない今作の敵)に崖から落とされ絶命。
しかし、その強い勇気と正義感、そして自然を愛し、痛みを感じる優しい心を地空人に認められ、改造蘇生手術を受け、Jパワーの戦士・『仮面ライダーJ』として蘇り、フォッグから地球を守る使命を受けた。
自分に備わった力を十分に扱いきれていない部分もあったが、それでも加那を救うために奔走。
フォッグの怪人達やフォッグ・マザーを撃破し、加那を救出した。
③戦闘能力(変身形態)
・『仮面ライダーJ』
身長:194cm
体重:84kg
ジャンプ力:150m
走力:オリンピック選手の数倍
瀬川耕司が、精霊の力・精霊エネルギーと称される神秘の力「Jパワー」により変身する大自然の使者。
Jパワーを自身の力の根源としており、『仮面ライダー』の名は地空人が直接命名している。
自身が身に着けているベルトのバックル部に、地空人より授かった「Jスピリット」が装着されている。
これはJパワーを導き出す腹部の結晶体であり、平時においても耕司のベルトのバックルとして露出している。
これを用いてJパワーを全身に満たす事で、Jの姿に変身する事が出来る。
基本的には本人の意思で自由に変身出来る様だが、ガライとの決戦時には右手でJの字を構える独特のポーズ(Jサイン)を取って変身を果たした。
このJサインにはJパワーを高める効果があり、必殺技の発動時等に構える事もある。
劇中で明言はされていないが、バッタをモチーフとした改造人間であり、同種の改造人間の例に漏れず脚力に優れている。
だが、劇中では耕司がフリーカメラマンとして活躍する一般人である為に戦い慣れていないのもあってか、通常の格闘戦では力任せのパンチ技をよく使用した。
その為、戦闘スタイルは肉弾戦主体のパワータイプそのものである。
戦闘・治癒能力も高く、劇中ではアギトやズーとの戦闘で傷を負いながらもすぐに回復(特にズー戦では右腕をパームニードルで貫かれている)し、その後の戦闘に全く支障をきたしていない。
名前の「J」は『ジャンボ(Jumbo、巨大)』を意味しているが他にも『Japan(日本)』、『Judge(審判)』等の意味が含まれており、原作者の石ノ森章太郎先生は超全集で「年々、凶悪・強大になってゆく“悪”=文明の持つ負の面にジャッジ(審判)を下す者」としている。
又、上原正三氏が著した小説版では『ユピテル(Jupiter、ジュピター)』の頭文字とされている。
戦い慣れていない為か、等身大での戦いではほとんどの場合で劣勢に追い込まれ、わずかな隙をついて逆転すると言う展開が多かった。
その為、傷を負う事も多く、「傷だらけ」の印象を覚えやすいライダーでもある。



