2025/10/23 19:19 up
・『カブトロー』
城茂/ストロンガーの専用マシン。
最高時速は300km/hだが、落雷発生時は1010km/hに上がる。
ライダーマシンで時速1000km/hを突破したのは『カブトロー』が最初である。
ジャンプ力は200mで昭和ライダーの専用マシンの中では最高値である。
大気中の静電気を吸収してエネルギーとしている、その為に燃料補充は不要で半永久的に走行可能。
城茂の電気エネルギーが尽きかけた時は、カブトローから電気エネルギーを頂戴している。
フロントの飾りから稲妻光線「カブトローサンダー」を放ち相手を攻撃する事も可能で、意外と優れものである。
劇用車はオンロード用、オフロード用で外見が微妙に異なるが、劇中では特に言及されていない。
当初はアクション用の劇用車もあったものの、第6話の撮影中に車両の真下で火薬を爆発させてしまうアクシデントが発生し、大破してしまった。
⑤岬ユリ子/『電波人間タックル』
城茂と同じく、ブラックサタンの改造手術を受けていた女性。
負けず嫌いな性格で、茂とはよく口喧嘩している。
「えい!やあ!とぉーっ!」の掛け声でテントウムシ型改造人間の『電波人間タックル』に変身し、必殺技の「電波投げ」を駆使して戦う。
身体改造手術が不完全な為に奇械人相手には苦戦を強いられる事も多かったが、ストロンガーのパートナーとして長い間共に戦い続けた。
専用マシンは『テントロー』。
性能自体はカブトローに劣るが、軽量で小回りがきく。
30話でデルザー軍団のドクターケイトの毒液を浴びた事で、余命幾たびもない事を悟ると、藤兵衛にだけそれを伝え、城茂には自ら淹れたコーヒーを振る舞いつつ、
「悪い怪人たちがいなくなって、世の中が平和になったら2人でどこか遠い美しいところへ行きたい」
と、自らの夢を語った。
その後、現れたドクターケイトに対し、自身の命と引き換えに敵の細胞を破壊する必殺技ウルトラサイクロンを放ち、その直後に死亡する。
城茂との関係性について具体的な言及はなかったが「相棒の電波人間タックル」でいる事を選んだかの様な最期だった。
ちなみにプロデューサーの平山亨氏による構想案では、死後にストロンガーと藤兵衛による再改造で蘇ると言う展開も存在したとの事。
仮面ライダーシリーズ初の正義側の女性戦士で、ギリギリまで正式な仮面ライダーとして扱う事が検討され『仮面ライダータックル』とも記述されたラフ画も存在するが、公式からは今日に至るまで女性ライダーとしては扱われていない。
平山氏によれば「仮面ライダーごっこがしたい」という少女達の意見を踏まえて生み出され、当初は仮面ライダーとなる筈だったが、毎日放送側から「ヒーローは一人であるべき」と反対され、仮面ライダーに満たない簡素的なデザインの電波人間となった。
その後、平山氏が執筆した小説の中で「仮面ライダー」の一人ではなく、あくまでも城茂のパートナーとして葬りたい」という茂の想いから『仮面ライダー『の称号は与えられなかったと説明された他、マンガ『仮面ライダーSPIRITS』では「ユリ子を仮面ライダーではなく普通の女性として弔いたい」と解釈された。
尚、改造前の過去の経歴については、守と言う兄がいた事以外は作中において語られることはなかったが、先述の小説では「フランス・ニース生まれの16歳。父は貿易商で母は登山家。上高地・徳本峠山中で守と共にブラックサタンに拉致された」と言う設定がある(公式設定かは不明)。
演じていた岡田氏が一部のアクションもこなしてたが、ストロンガー終了から1年後にわずか17歳で芸能界引退。
メイク担当で携わっていた小山英夫氏と結婚し子供も産まれたが1986年の夏に27歳の若さでこの世を去っている。
従ってその後の作品にはそのままの形で再登場が出来なくなっており、別人が演じたりリメイクしたキャラクターが登場している。



