2025/10/08 17:14 up
『ウルトラマンタロウ』は、円谷プロの特撮作品『ウルトラマンタロウ』を始めとするウルトラシリーズに登場するヒーローです。
今回は『ウルトラマンタロウ』を語りたいと思います☺️
①設定等々
『ウルトラの父』と『ウルトラの母』の実子にして、ウルトラ兄弟6番目の弟。
地球では勇敢なZAT隊員の東光太郎と一体化し、『ウルトラマンエース』の後任として活動する。
変身アイテムはウルトラバッジ。
隊員服の左袖に装着しているバッジの中心が輝いて変身を促してくる為、外して頭上に掲げて変身する。
持ち歩き式のアイテムではなく、隊員服の付属品になっていると言う理由から、変身の場面はほとんどが隊員服で、私服で変身した場面は正月休暇中に怪獣が出現した第40話のみ。
変身ポーズは主に二種類で、右手でバッジを取ってそのまま右腕を横に広げる→バッジを顔の前にかざしてから上に掲げる又は両腕を交差して両手を二の腕へ→バッジを取って両手を広げる→左手を腰に、バッジを顔の前にかざして上に掲げると言うもの。
場所が狭いなどの状況次第ではポーズを一部省略する場合がある。
他にも目を負傷していた第35話ではストレッチャーで滑走しながら病院のガラスを突き破って変身、モットクレロンが野菜を食い尽くしていた第43話では片手に大根を持って変身している。
尚、企画時点ではウルトラバッジは胸に付ける予定だったが、東光太郎を演じる篠田三郎氏が「演技の妨げになる」と意見した事で左袖に変更された。
没ネームが「ウルトラマンジャック」だった事は有名で、様々な事情と思惑からタロウとなったが、ジャック(=ジョン)が英語圏での太郎ポジのポピュラーな名前と言う事を考えると、案外理にかなった繋がりと言えるかも知れないです(笑)。
※円谷プロダクションの創立10周年記念作品として製作された作品でもあり、『ジャック』と言う名の宇宙を意識した作品になるはずだったが、ハイジャック事件などの影響で没になり、最終的にはジャックが西洋の昔話の主人公の名前だった事から、日本の昔話の主人公によくある太郎からタロウとなったらしい。
そこから現代のおとぎ話を志向した内容になったとの事である(諸説あり)
この他にも、『ウルトラマンファイター』・『ウルトラマンハンター』更に『ウルトラマンキング』も候補だったとの事。
この時は明言はされていないが、キングブレスレットの由来は没ネームのウルトラマンキングからなのかも知れない。
前作『ウルトラマンA』にも第29話~第43話に「ウルトラ6番目の弟」を名乗る梅津ダン少年がいたが、そちらとは無関係。
ダン少年は何の説明もなしに姉と共に『ウルトラマンA』第43話を最後に姿を見せなくなったが、書籍『僕らのウルトラマンA』によると、「『ウルトラマンタロウ』と言う作品が企画される中、そこで「ウルトラ6番目の弟」という肩書きの都合が悪くなった為に降板させられた」と言う可能性が指摘されており、もしもこれが事実であれば、彼とその姉(そしてその演者達)は制作側の都合で降ろされた被害者と言えるかも知れないです。
作品としては、ZATに代表される様に全体的に陽性なテイストに仕上がっており、明るい作風になっている。
ただ反面、人間達に子供を喰われた怪獣が復讐の為に次々と人間を殺していき、処遇を巡ってZATと地球警備隊が対立する第4・5話。
捨て子という重いテーマを扱った第11話。
ウルトラマンと怪獣との戦いに巻き込まれて両親を失った少女が登場する第38話。
凶悪な宇宙人によって怪獣に改造されてしまった女性と、幼馴染だった北島隊員との悲恋を描く第45話。
等のシリアスなテイストの話も存在しており、話の幅の広い作品になっている。
又、前作『ウルトラマンA』でウルトラの父が登場したのに引き続き、本作でウルトラの母が登場、ウルトラ兄弟から更に発展してウルトラファミリーとも言うべき展開になった。
話の構成としては、東光太郎とゲストの子供の交流を軸にした話が多いのが特徴である。
テーマとしては親子の繋がりや、自分の力で戦う事の重要性を説く話が多い。
イベント編が多いのも特徴で、ウルトラファミリーの客演だけでなく、過去の怪獣や宇宙人の再登場といったイベントも組まれた。
又、前後編の数はシリーズでも多い方です。
本作は一般人が異常に強いという特徴がある(勿論、上述したように一般人の被害者も多いのだが)。
どれ位強いかと言うと、怪獣に生身で挑んでダメージを与えられるレベル(笑)。
次回作『ウルトラマンレオ』にも出ていたら、さぞ頼りになっていた事であろう。
既に特撮ヒーローのブームは峠を過ぎていた中では安定した視聴率と人気を獲得、他の第2期シリーズの作品では唯一大きいテコ入れもなく放送を終了した。
更に日本国内のみならず、香港や東南アジアでも放送された。



