2025/10/05 18:03 up
・家族構成
息子に『ウルトラマンゼロ』が居る事から妻も居るはずであり、ゼロの体色(赤と青)から母親がブルー族と思われるが現時点で映像作品に登場した事はない。
※一応、セブンに登場したアンヌではなく、宇宙科学技術庁の科学者らしいと言う情報が出ている
ウルトラマンタロウとよく似ているが、実はセブンの母はウルトラの母の姉(故人)つまり伯母である。
従って、セブンとタロウは従兄弟であり、ウルトラ兄弟の中では珍しい、実の血の繋がりが有るウルトラマンである。
なお、タロウ40話とレオ1話のセブンのスーツはタロウのスーツを改造したものでその名残で耳は付いていない。
又、別番組のコメットさんとは親友。
・最も多くパラレルワールドを生きるウルトラ戦士
本編のウルトラセブンは宇宙人・怪獣との戦いで受け続けたダメージや疲労の為、最後の戦いに勝利した後に上司の指示に従ってM78星雲に帰って行く所でエンディングを迎えます。
以降はその後を継いで地球で戦う事になったウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)・ウルトラマンA・ウルトラマンタロウ等の『ウルトラ兄弟』3人目の兄貴分として弟分達の戦いをサポートする立場になりますが、コレと別の流れの時間軸にいるウルトラセブンも存在します。
それを描いたのがセブンの30周年に作られた『平成ウルトラセブン』と呼ばれるビデオ作品。
ちなみに、純粋なウルトラセブンの続編で、ウルトラ兄弟はまったく登場しません。
物語の舞台は最後の戦いから30年後。
地球をふたたび訪れたセブンが、戦いを通じて実は「地球の先住民族を滅ぼして地球を奪った侵略者こそが人間」だったと知り、苦悩を抱えるという非情に重くて暗い物語です。
『平成ウルトラセブン』とは別にセブン40周年で作られた「ULTRASEVEN X」についても言及。
こっちの物語の舞台は同じ地球でありながら、とある湖を境目に存在するもうひとつの地球。
そこは高度な情報化によって人類が徹底管理されており、その世界を狙う異星人たちとの戦いを繰り広げるという設定で、セブンのSF的世界や物語の怪奇性、人間社会の風刺など本来の味わいを損なわず、新たなセブンを作りあげたっていう点で評価されてもいいと思うんだけど、今ひとつマイナーな扱いなので是非、多くの人に知ってもらいたい良作。
※私は好きな作品です
・名前について
先にも書きましたが、『ウルトラマンセブン』と間違われる事が多々あるが、『ウルトラセブン』が正しい名称である。
ウルトラ戦士の事をよく知らない一般人、テレビ、書籍、公式サイトで誤植されることが多く、『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル第2弾』では健太が「俺のは、ウルトラマンセブンか!」 と言うと、友也が「…ウルトラセブンです!」 と間違いを訂正する等、ついには映像作品でもネタにされた(笑)。
正直主役を張ったウルトラマンで唯一『ウルトラマン○○』ではないウルトラマンなので間違われても仕方がないと言えるが、この呼称に不快感を覚えるファンが少なからず存在する為、冗談でもあまり言わない様にした方が賢明である。
ただ、間違われても優しさを失わないでくれ(笑)。
・ポケモンの元ネタ
『ウルトラセブン』の持っているアイテム『カプセル怪獣』がポケモン事ポケットモンスターのヒントになっているというのはそれなりに有名な話です。
ちなみにポケモンの製作者、田尻智さんは『ウルトラセブン』のファンだったそうで。
・『ウルトラセブン』の魅力
1967年から68年まで放映された番組としての『ウルトラセブン』が高い評価を得ている理由として、他のウルトラシリーズとは違うダークな、落ち着いた、暗澹とした、まとめてしまえば「オトナな」雰囲気を持っている事が挙げられます。
小さい頃はあまり意識はしてなかったけど、中学・高校と歳を重ねるにつれて、あるいは大人になってから改めて作品を見た事でこの作品の奥深さに気付き、魅了された、そんな方も多いのではないでしょうか。
それもその筈、『ウルトラセブン』は特撮作品・巨大ヒーローモノであると同時に、高度なSF作品という背景を持っています。
「地球は狙われている。今…宇宙に漂う幾千の星から、恐るべき侵略の魔の手が…」
これは『ウルトラセブン』の第1話冒頭のナレーション、全49話の一番始めに視聴者に届く言葉です。
他のウルトラシリーズでは戦いの対象は怪獣となりますが、『ウルトラセブン』の場合は高度な知能を持った、地球に対する明確な意思を持ってやって来る宇宙人と対決する物語となっています。
人類の宇宙進出も当たり前になった近未来、地球を狙う多くの侵略宇宙人に、人類の叡智を結集した地球防衛軍、そしてヒーローが立ち向かう。
これはもう立派なサイエンス・フィクションです。
監督として制作に携わった満田かずほ氏も「SF色を強めて高年齢層を取り込むなど、様々な面で(前作の)『ウルトラマン』との違いを意識した」と述べています。
ただ、「SFという性格を存分に取り入れた」、それだけでは大人向けな雰囲気を感じる理由にはなりません。
子ども向けのSF作品は幾らでもあります。
『初代ウルトラマン』や『帰ってきたウルトラマン』以降のシリーズには無い、深いストーリーと共に『セブン』独特の雰囲気を決定付ける2つの要因があります。
1つ目の大きな特徴は、『ウルトラセブン』はとにかく劇中に子どもがあまり現れません。
ウルトラシリーズは総じて、ホシノ少年や次郎くん、梅津ダンやトオルくん等の子どものレギュラーキャラクターが存在する事が多く、そうでなくとも少年少女が奇怪な事件の切っ掛けとなってストーリーが展開する。
怪獣や宇宙人との遭遇を通じて騒動が生まれる、といった具合にお話の中心になることが少なくありません。
一方で『ウルトラセブン』は、まず恒常的に登場する同一の子役、子どもはいません。
1話1話を刻んで観察しても、物語のキーパーソンとなる人物は大人であり、ウルトラ警備隊隊員の学生時代の友人や恩師・極東基地以外の防衛軍の隊員・科学者等が挙げられます。
勿論、子どもが宇宙人の魔の手にかかったり物語の重要な役目を果たす回もありますが、それでも他のシリーズと比較すると決して多いとは言えません。
これでは視聴者の子ども達は感情移入出来ませんし、身近さも感じる事は難しいでしょう。
高年齢層を意識したSF作品からすれば、子どもに親近感や共感を覚えさせようと言うのはさして優先事項ではなかったかも知れませんが、前作の『ウルトラマン』やその他巨大ヒーローモノのイメージを踏まえて視聴した子ども達は、少々退屈に感じたことでしょう。
逆に、成長した大人達はそうしたキャスティングの中で形成される重厚なドラマに惹かれて行きました。



