2025/12/20 10:43 up
目覚ましをかけなかった朝。
カーテンの隙間から差し込む光が、
やけに素直で、身体まで正直にしてしまう。
予定は何もないはずなのに、
心だけがそわそわして落ち着かない。
シーツの中で小さく伸びをすると、
指先が自分の熱に気づいてしまって、
思わず息を呑んだ。
誰かに触れられたわけでもないのに、
「今日は土曜日だから」
それだけで許される気がして、
少し大胆になる。
スマホを手に取って、ふと鏡を見る。
寝起きのままの瞳が、
いつもより潤んで見えた。
このムラムラは、たぶん週末のせい。
だから、もう少しだけ…このままで。



