2025/12/16 08:21 up
週のはじまりを一日越えた火曜日。
まだ少しだけ身体が重くて、なのに心は妙に敏感で……そんな朝。
鏡の前で髪を整えながら、
「今日はどんな顔で会うんだろ」なんて、
自分でも理由のわからない期待が胸に灯る。
歩くたびに、スカートの中で熱が揺れて、
ふとした瞬間に思い出すのは、
あの視線と、近すぎた距離。
忙しいふりをしてても、
頭の片隅ではずっとドキドキしてて。
火曜日って、こんなに落ち着かなかったっけ……?
ねえ、今日は
ちょっとだけ、近くに来てくれる?
火曜日の私は、
触れられる前から、もう……なんだか危ないの。



