2025/12/27 14:07 up
むかしむかし、あるところに
清楚そうで、おっとりした女の子がいました🦥
初めて会う人にはよく
「大人しそうだね」
「えっちなお店で働いてなさそう」
と言われていました🦥
村の人たちは、
その見た目だけを見て、
この子はきっとえっちなことなんて
よく分かっていないのだろう、
と思っていたのです。
女の子も最初は、
ちゃんとお行儀よく座って、
少し緊張しながら相手のお話を聞いていました️🫧
でもね。
優しく声をかけられて、
距離が少し近づいて、
目を見て話す時間が増えてくると。
胸の奥が、
じんわり温かくなってきて。
(あれ……?)
(なんだか、ドキドキする……)
そんな気持ちが、
静かに目を覚ましてしまうのです。
手が触れそうで触れない距離。
息が、ふっと混ざる瞬間。
名前を呼ばれる声。
女の子は気づいていました。
自分は、
えっちなことが嫌いなんじゃなくて。
むしろ――
男の人の前だと、
とても素直になってしまうのだと。
だから、
少しずつ距離が近づくにつれて、
おっとりしたまま、
でもちゃんと欲張りになっていきます。
「清楚なのに…」
「見た目と違うね」
そんな言葉を聞くたび、
女の子は心の中で
こっそり笑っていました。
(だって、最初からこうだったんだもん…♡)
そして、
物語の終わり。
帰り際になると、お兄様は決まって
少し照れた顔でこう言うのです。
「ほんとに、
見た目と違ってギャップあるね」
「えっちなこと、好きなんだね」
女の子は、
おっとり微笑みながら答えます。
「……ばれちゃいました?🤭」
――この昔話の続きは、
また会えた夜に。
めでたし、めでたし…じゃなくて、
つづく 、です🫧



