2026/01/05 06:46 up
これは以前にも日記に書いたけれど
自分の好みだけで選んでいると偏るので、たまにやる遊びのひとつで
この友達は全く本を読まないし、興味もないのだけど
選ばせると独特な能力を発揮するのか
前回は2冊選ぶよう頼むと「夜の道標」と「嘘と隣人」を持ってきた挙句
著者が同じなのは気づかなかったし、それぞれ違う本棚から持ってきたというので
そんな気持ちの悪い友達に選ばれた本はまたしても気持ちの悪い本で
本を遠くから見るとニホンザルっぽい絵が浮かぶのに
近くから見るとただのドット絵の、奇抜な表紙。
凝ってるからなのか2000円(税別)もする。
その割に文章のレイアウト上、余白が多いのでなんかもったいない。
霊的な怖さから、事故物件、陰謀論、宗教、宇宙人、呪物、何から何まで
それらは何故怖いと思うのかを懇々と解く。
説法聞いてるみたいだよ。
時代が時代だったらキリストとかブッダとかそういうのに並んでたんじゃない。
タンパク質が尿素になって体外に排出されるくらい、怖さが分解されている。
物語の進行度と残りのページ数が合わなくなってきて
「おいおい、頼むぜ、綺麗に終わってくれよ」
と願ったものの、儚く散る。
ウシジマくんの終わり方に納得いってない人が嫌う終わり方。
あんまりにも納得いかないからレビュー見に行ったら「さすが夏彦ワールド」とあったので
こういうヒトなんだと思うしかないのかな。
私が思うに、もう書きたいことなくなったから終わらせたように思うんだけども。
それらをこちらに思考を託さないで頂きたい。
でも、私が
「これは怖い、と思うホラー映画や小説に出会うために色々見ているけど、見つからない。
でもこれは私がホラーというジャンルを怖いと思っていないからで、原因は私にある」
という思考回路が文章できちんと説明されているように思うので
「怖い」のバイブルとしては大変お気に入りです。
オチは嫌い。
一応ホラーのジャンルみたいですが、ほぼ説法なので怖がりさんにおすすめです。
克服できますよ、これは。



