2025/10/17 03:06 up
「長らく絶版だった本」という煽りをうけてスミルノ博士の日記というものを読んでみました。
売られ方はこんな感じでした。
本読んでなかった人が
「読書の秋だし、なんか読もうかな？」
と思ってこれ買ったら死んじまうよ。
以下、この本への悪口大会になってしまうんで申し訳ないですけど
戦前に翻訳されたっきりなので
言い回しが古いのは仕方がないのかもしれないけれど、今ってばもう令和だから理解できないのよ。
村上春樹を100年前にぶっ飛ばしてまた戻してきたらそんな書き方するんじゃないかって感じの文章。
村上春樹を100年前にぶっ飛ばしてまた戻してきたらそんな書き方するんじゃないかって感じの文章。
難しい漢字にルビもふらない。
みなさん「ケチ」に漢字あったの知ってました？吝嗇ですって。
りんしょく、とも読むようですけど、この際そんなことはどうでもよくて
ケチならケチって書けばいいじゃないですか。
本当に文章を読むのがやっとで、人物像に浸るとかそんな余裕もありませんでした。
でも、こんな読みにくくて難しい文章こそが文学なんですって。
チャットGPTがそうやって言ってました。
この本は読み手が色んな考察ができる仕組みになっているようで
難しい言い回しも、それがあるからこそ人物が理性的で頭の硬い人間だということを表しているんだそう。
そして著者のドゥーセこそミステリ本の読み手を欺くシステムの生みの親とも言われてたり、それはそれは偉大な本であることは確かなんでしょうけど
私の読解力が乏しかったのかもしれません。
まだまだガキンボの頭なんでしょう。
いいや、そんなことないね。
いいや、そんなことないね。
令和に合わせないそっちが悪いよ。
たぶんもっかい絶版すると思う。これ。
