2025/12/22 21:27 up
隙あらば自分語りをする女です。母親から聞いた話しなので私の記憶にはございません。
私は生まれつきある病気を持って生まれて来ました。身体も小さく入院も何度か繰り返していて
手術出来る身体になるまで待っていたようなんです。
自宅生活をしていた1月2日。
私をおぶっていた母が背中で発作を起こして死にそうになっている私に気付かずそのまま過ごしていたら
パチンコに行った父親がすぐに帰って来て私の様子がおかしい事に気付いたとの事でした。
母親は私を産んだ産婦人科に走って行ったら、たまたま医者が家にいて診てもらったのですが
「これは僕には手の施しようがない」と
友達である小児科の医者を呼んでくれたそうです。
その話しを聞いていて私は、すぐに救急車を呼べば良かったのでは?と思わずにいられませんでした。
その小児科の医者も「僕にもどうしようも出来ない」
と、そこでやっと救急車登場です。
救急隊員の方も
「このまま救急車の中で眠ってしまうかもしれません」
と言う言い方をしたようで母親は
別に眠ったっていいじゃんと思ったそうです。
良くないのよ。眠っちゃダメなのよ。
それは【永眠】だから。私は救急車の中で眠る事なく病院に着いたけれど
「今のうち会わせたい人に会わせてください。今夜がヤマです」
と残酷な申告を受けたそうで親戚が集まりだし、その時を待っていたそうです。
朝になり私はヤマを乗り越えました。素晴らしいぞ私。小さな身体でよく頑張った。
ドラマなんかでは「今夜がヤマです」と言われて助かる人はいるけど実際にヤマを乗り越えた人を現実では見たことがありません。
そのまま入院をして手術をしようってなった時に、私の姉が麻疹にかかりました。
は?もう私にも移っている可能性あるじゃないか。
この状況で麻疹にかかったらもうダメじゃん。命がけの医者の判断は?
明日へ続く。
亜美 ![]()



