2025/11/30 15:37 up
これはある夏の日の夜の話。
その日はなぜか寝付けず、時計を見ると午前1時半。
ベッドに横になったのは午前0時すぎ、もう1時間以上は経っていた。普段から寝付けないほうであるが、それでも30分もすれば眠っている。なのに今日に限っては眠気もなくぼーっと天井を見ていた。
仕方ない、いったん寝るという考えを辞めよう。
後に、この判断が間違っていた。
この時はこのあと起きる恐怖などわかるはずもなく、私はベッドから起き上がると出かける身支度をした。
夏の夜は過ごしやすく夜の散歩には最適だ。
眠くないなら眠くなるまで動こう。
少しばかり散歩することにした。
そう遠くへは行かないだろうとワンピース1枚のみ。
それでもやや暑い日だったのを覚えている。
家を出てから15分程度、あたりはやけに静かだった。時刻は2時すぎ、それもそうかと思いながら歩みを進めているといつの間にか知らない公園にたどり着いていた。
こんなところに公園があるなんて、夜の散歩も良いものだと思っていたら錆びついたブランコを発見した。
なにを思ったのか試しに乗ってみた。何年ぶりかのブランコにやや心を弾ませつつ少し漕いだが如何せん錆びているものでギーッと音がなってしまう。
夜に出していい音ではないと思いブランコに腰掛けるだけにしていた。体感10分程スマホを片手に夏の夜を満喫していた。その時だった…。
「ギャーーーー!!!」
それは女の人の悲鳴だった。次いで男の人のうめき声。
私は驚きブランコから勢いよく立ち上がり何事かとあたりを見渡した。
悲鳴の主は公園に面した通りにいた女の人だった。
まっすぐこちらを見ながら指をさしている。
私にだ。
なぜ私を見て悲鳴…?私の近くになにかがいるのか?と焦っていたら女の人が男の人に
「やばい、幽霊かと思った笑」と。
その時ハッとなった。
なぜなら私の格好は白のワンピース1枚だったからである。しかも黒髪ロングヘアー。ちょうど女の人が見たであろう私は俯いてスマホを見ていた時だろうから「ぼわっと薄く光る髪の長い白いワンピースの幽霊」といったところだろう。
確かに人が思い描く幽霊そのものだった。
状況を把握した時にはもう男女は公園を通り過ぎていった。「もう脅かすなよー」「だって幽霊かと思って」と笑い声が遠くなっていく。
私は何とも言えない気持ちになり家に戻った。
ある夏の日の夜。
オチなし。スミマセン💦
こんな長文読んでくれたおにーさんは神🙏
ある夏の思い出を書きました_φ(・_・
💜ねむ💜