2026/01/12 10:05 up
11日 10:00朝活 S駅 21度目ましてさま????
あの夜、
星を見上げて肩を寄せ合った安心感は、
どうやら一晩では消えなかったみたい。
朝、携帯が震えて、
『もうご飯食べた〜?』
いつもの、少し力の抜けた彼の文面。
「まだだよ〜」と返したら、
『じゃあさ、モーニング行こうぜ〜』
軽くて、でも迷いのない誘い方が、彼らしい。
いつもの待ち合わせ場所に迎えに来てくれて、
エンジン音と同時に、自然と会話が動き出す。
「どこ行くの?」と聞くと、
連れて行かれたのはデニーズ。
実は、デニーズのモーニングは初めてで、
それを伝えると、
『俺もこの前、初めて来てさ。感動しちゃって』
って、ちょっと照れたように笑う。
メニューを開くと、想像以上の選択肢。
あれこれ目移りして、
「どれにする?」「それも美味しそうだね」って、
まるで小さなイベントみたいに盛り上がる。
普段は、
少し背伸びした時間や、特別な空間に
連れて行ってもらうことが多いけれど、
こういう場所でもちゃんと心が躍る自分に、
なんだか少し可笑しくて、少し可愛かった。
気取らずに「美味しいね」って言い合える朝は、
それだけで十分なごちそうになった。
食事をしながら、
引っ越したばかりの話。
独り身になって、
荷解きや片付けに追われていたこと。
なかなか逢えなかった理由も、
お正月をどう過ごしたかも、
ぽつりぽつりと、全部話してくれる。
その流れで、彼の新居へ。
扉を開けると、
彼らしい、ハイセンスで整った空間。
余計なものがなくて、
でもどこか伸びやかで。
独りになって、
何かが削ぎ落とされたというより、
解き放たれた、という表現のほうがしっくりくる。
その空気のまま、
彼は彼らしい距離感で、
触れ方も、間の取り方も、
無理がなくて、嘘がない。
静かで、でも確かで、
「この人だな」って思わせる時間。
すべてが終わったあとも、
変に余韻を引きずらず、
穏やかなまま並んで座って、少し話す。
駅まで送ってもらって、
車を降りるとき、
『またね』と短く言われる。
でもその言葉が、
「さよなら」じゃなくて、
「またすぐ」の続きだって、
ちゃんと分かる。
星が落ちた夜から、
ファミレスの朝へ。
特別と日常の間を、
こんなふうに行き来できる安心感が、
今日も、胸の奥に静かに残っていた💕



