2026/01/07 09:05 up
6日 16:00 100分+ U駅 9度目ましてさま❤️
年明け数日。
まだ街に「正月の余韻」が残っている頃、
彼から届いたメッセージは、やっぱり彼だった。
『あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
さっそくですが、
1/6(火)16:00〜100分、
ご奉仕をお願いしたいです
王様より』
——新年の挨拶も、名乗りも、迷いがない。
思わずこちらも笑ってしまう。
そして当日の朝。
目を覚ました私に、続けて届くメッセージ。
『おはようございます
本日、100→130分に変更お願いできますか?
王様が100分では足りないそうです
よろしくお願いします』
……なるほど。
今年も元気そうで、何よりです。
さらにもう一通。
『ありがとうございます
逢った瞬間からご奉仕させて、
あんなことまでしてもらって、
いおりにもする
と王様からの伝言です
よろしくお願いします』
伝言という形を借りて、
すでに気持ちは先へ進んでいるらしい。笑
約束の時間。
ドアを開けると、そこに立っていたのは
どこか満足そうな顔の“王様”。
「今日は早いですね」
『早く終わらせた。笑』
時間に余裕があると、
表情までゆったりするみたい。
まずは乾杯。
グラスを置くより先に、
腕を引かれる。
『さっそくお願いしようかな』
「かしこまりました、王様」
今日は急がない。
動きはいつもよりゆっくりで、
ひとつひとつを確かめるよう。
『いいねぇ。そうだ。それだ』
『……良い眺めだ』
余裕のある日は、
言葉も少しだけ饒舌になる。
ひと区切りついたあと、
ソファに並んで飲み直す。
年末年始、どう過ごしていたか。
そんな何気ない話から始まって、
いつの間にか、話題は旅のことへ。
『やっぱり旅行っていいですよね』
そう言って、
彼は楽しそうに思い出を話し始める。
行った先の空気のこと、
偶然見つけた小さなお店のこと、
「ここは本当に良かった」と教えてくれる声。
その表情が、
さっきまでの“王様”とは違って、
驚くほど穏やかで、優しい。
——ああ、
こんなふうに普通の話をするのは、
もしかしたら初めてかもしれない。
肩肘張らず、
何かを演じる必要もなく、
ただ聞いて、笑って、相槌を打つ。
それがこんなに楽しいなんて。
こういう他愛もない話を、
自然体で交わせる人との出逢いは、
改めて、とても幸せなことだなと思う。
しばらくして、
『いやぁ、気持ちよかった』
と、ぽつり。
その言葉の中には、
さっきまでの時間全部が含まれている気がした。
残り時間も、
名残を惜しむように、ゆっくりと。
帰り際、
「王様、また呼んでくださるかしら」と笑うと、
『王様にちゃんと伝えておきますね』と、彼。
新年の挨拶と、
少し欲張りな延長と、
王様の長い伝言。
2026年の始まりは、
穏やかで、あたたかくて、
でも確かに賑やか。
——王様モード、今年も健在。
そして、少しだけ違う顔を知れた日💕



