2025/12/27 08:05 up
26日 11:30 S駅 3度目ましてさま❤️
お部屋のドアを開けると、
少し照れたような笑顔の彼。
『こんにちは』
短い挨拶なのに、距離はもう近い。
一ヶ月も空いていない再会。
だから空気は最初からやわらかくて、
余計な説明はいらなかった。
「今日はありがとう」
そのまま、ちゅ…と唇が触れる。
軽いキスのはずが、
ちゅ、ちゅ…と音を立てて、
いつの間にか深く絡んでいく。
彼の手が、する…っと背中へ。
一枚、また一枚。
布が落ちるたび、
空気が少しずつ熱を帯びていく。
赤いガーターが覗いた瞬間、
『……うわっ。エロ』
思わず漏れた声に、
伊織はくすっと笑ってしまう。
ブラを外されると、
すぐ、ちゅ…と吸い付く感触。
「……あっ」
思わず声が漏れると、
彼は嬉しそうに、ちゅ、ちゅ…と音を立てる。
『……うん』
低く漏れる声。
それだけで、反応が全部伝わってくる。
キスをしながら、
今度は伊織の指が、そっと探る。
触れた瞬間、
『あ…あん』
短く、でもはっきりした声。
少しだけ意地悪に間をあけると、
身体がぴく…っと跳ねる。
『……ねぇ』
視線が絡んで、
『噛んで』
小さなお願い。
応えると、
『……っ、うん……いい』
呼吸が一気に乱れて、
肩が上下するのがわかる。
そこは本当に正直で。
ちゅ…ちゅぱ…
音を立てるたび、
腰が思わず、くい…っと浮いてしまう。
『……あ、それ……』
『そこ、だめ……でも、いい……』
言葉が追いつかなくなっていく。
視線を落とすと、
彼はじっと伊織を見つめたまま。
逃げない目で、
『その顔……可愛い』
何度も、何度も言ってくる。
ちゅ…じゅ…
音と一緒に、
彼の呼吸ははぁ、はぁ…と荒くなり、
全身が小さく震え出す。
昼前のやわらかい光が差し込む中、
熱は急がず、でも確実に高まっていく。
シャワーに移動しても、距離はそのまま。
泡をたっぷり立てて、
くる…っと円を描くように洗うと、
『……っ』
声を堪えきれず、身体が引ける。
耳元で、そっと囁くと、
彼は観念したみたいに、
ずる…っと体重を預けてくる。
ベッドに戻る頃には、
触れるだけで伝わる状態。
ちゅ、ちゅぱ…
舐めるたびに、
『あ……それ……』
『ほんと……好き……』
短い言葉が、何度も零れる。
最後は、スマタで熱を逃がすと、
全身がびく…っと跳ねて、
はぁ……っと大きく息を吐いた。
終わったあとは、
しばらく言葉もなく。
肩で息をしながら、
同じ熱の名残を感じていると、
彼がぽつり。
『やっぱり……落ち着きますね』
その言葉に、胸がふっと緩む。
間が空きすぎていないからこその、
この自然さ。
前回の続きみたいに、
音を立てて、ゆっくりほどけた昼前だった。
また、近いうちに。
そんな余韻だけが、静かに残った。
来年も、
こうして伊織はここにいます💓



