2025/12/21 12:05 up
17日 12:50 S駅 6度目ましてさま❤️
2ヶ月ぶりの彼。
いつもは待ち合わせして、コンビニに寄ってから
ホテル。
そんな流れが当たり前だったけれど、
今日は仕事の合間に時間を縫ってくれて、
ホテルで直接の待ち合わせ。
ドアが開いた瞬間、
『お〜🖐』
変わらないその声に、思わず笑ってしまう。
2ヶ月ぶりとは思えない自然さが、心地いい。
テーブルの上には9%のハイボール。
『伊織のもあるよ』と冷蔵庫を指差す彼。
準備の良さが、この人らしい。
乾杯。
『やっとだよ。
ほんと。人気嬢だからな。まったく』
と笑いながら、缶を傾ける。
冗談混じりに、
「他に誰かに入った?」と聞くと、
『ん……まぁまぁ、そこは……ねぇ』
「どうだった? そういう話、ちょうだい。笑」
少し間を置いて、彼は正直に言った。
『良い子だったよ。良い子だったんだけど……
やっぱり伊織がいいんだよな。
なんなんだろ。伊織が良くなっちゃうんだよな』
その言葉が、静かに胸に落ちる。
嬉しい、というより、沁みる。
ソファに並んで腰を下ろすと、
会話より先に距離が縮まる。
確かめるみたいな触れ方。
2ヶ月分の間を、少しずつ埋め直すみたいに。
『ほら、やっぱり』
低く笑う声。
そのまま自然にベッドへ移されると、
シーツに身体を預けた瞬間、思考が追いつかなくなる。
彼は急がない。
でも、迷わせない。
視線と声で、次にどうすればいいかを示してくる。
それに応えるたび、
主導権を預けていく感覚が、妙に心地いい。
ひと息ついたところで、
『シャワー行こっか』
そう言われて立ち上がったはずなのに。
洗面台の前。
鏡越しに視線が絡み、
背中から包まれる。
姿勢を整えられるたび、
頭より先に、身体が理解してしまう。
『こういうのも、久しぶりだな』
静かな声に従うしかなくて、
鏡に映る自分が、少し知らない顔をしていた。
ようやく本当のシャワー。
湯気の中で笑い合って、
一度は落ち着いた、はずだった。
ベッドに戻った瞬間、空気が変わる。
『まだ終わりじゃないでしょ』
そう言われて、シーツの上に戻される。
合図みたいな低い声。
それに応えると、満足そうに息をつく。
『そう、それ』
『力抜いて、任せて』
ペースは完全に彼のもの。
急がせないし、乱暴でもない。
でも、逃げ場がない。
伊織がどう反応するか、どんな表情になるか、
全部わかったうえで、導いてくる。
『やっぱりさ』
『伊織、こういうとこがいいんだよ』
最後は、深く息を吐く音が重なって、
しばらく、どちらも動けなかった。
彼が先に天井を仰いで、目を閉じる。
『……落ち着いた』
その一言が、今日の答えみたいだった。
身支度を終えて、駅まで歩く。
『じゃあ、またね』と手を上げる。
待ち合わせも、コンビニもなかった今日。
でも、
角ハイと「お〜🖐」と、わかっている関係は
変わらない。
来年も、その声で『お〜🖐』って言われる日を
待ってる💓



