2025/12/21 08:05 up
16日 10:00 T駅 33度目ましてさま❤️
いつものように二週間ぶりにお邪魔した朝。
玄関に立つと、呼び鈴より先に扉が開く。
『おはよう』
ほんのり笑ったその顔を見るだけで、
ああ、帰ってきたな、と思う。
靴を脱いで部屋に上がると、
彼は両手を広げて待っていて、
改めて『いらっしゃい』。
腕を取られた拍子に落ちてきたキスは、
軽いはずなのに、底のほうが熱い。
『はい、シャワーどうぞ』
背中を押されるこの流れも、
もうすっかり決まり事みたいで、
くすぐったくて、少し可笑しい。
シャワーを終えて、
今日はそのまま部屋に戻る。
タオル一枚で顔を出した瞬間、
彼の視線が一拍、止まったのがわかって、
伊織のほうが先に言ってしまう。
「今日はね、お手数かけないようにって思って」
言い訳みたいな口調に、
自分でも笑ってしまう。
『……それ、簡略化の方向あってる?』
そう言いつつ、
目はまったく困っていない。
ちゃんとこちらを捉えて、
もう一日のスイッチが入っている表情に、
自然と伊織の肩の力のほうが抜けていく。
タオル一枚分の距離が、
いつもの朝よりずっと近く感じて、
そのまま腕を引かれる。
省いたのは服だけ。
触れる指は、いつも通り丁寧だった。
キスを交わしながら、
背中に回る手、胸元に触れる指先。
ゆっくり、確かめるみたいに。
タオルの端がずれるたび、
身体の奥に小さなスイッチが入る。
「これ、どう?」
『……じゃあ、次はこうしてみる?』
そんなやり取りを挟みながら、
試して、笑って、また確かめる。
正解を探すというより、
“合う形”を一緒に作っていく感じ。
伊織が背後に回って、
指先でそっと乳首を弄る。
円を描くように、少しだけ強さを変えると、
『……っ』と短い息。
今度は交代。
同じ場所なのに、触れ方が違うだけで、
反応も違うのが面白い。
「じゃあ、もう少しゆっくり」
『うん、それ…いい』
背中越しに伝わる体温。
乳首を軽く引き上げられた瞬間、
喉がひくっと鳴る。
それを聞いた彼が、
首筋に唇を落としながら
『……この感じ、やっぱりいいね』
と低く笑う。
今度は伊織が前に回って、
同じように、でも少しだけ意地悪に。
触れる、離す、また触れる。
『……っ、あ…』
太腿がわずかに震えるのを、
伊織はちゃんと見逃さない。
焦らせない、急かさない。
でも、熱だけは確実に上がっていく。
この呼吸は、
もう説明のいらない関係。
「次は……年明けかぁ」
二週間ごと。
それが、私たちのリズム。
ほんの一瞬、
寂しさが顔に出てしまったのかもしれない。
彼は少し考えるみたいに間を置いてから、
『年末、27日か31日なら……大丈夫かも』
その一言に、
胸の奥が一気に明るくなる。
「本当?」
思わず声が弾んで、
自分でも驚くくらい。
年内に、もう一度。
それだけで、
この朝の余韻が、
そのまま次につながった気がした。
年内、もう一度逢える朝が、
もう待ち遠しい💕



