2026/01/03 04:40 up
お久しぶりですヮ!
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします😊
しばらく生理期間中のおやすみを頂いておりましたヮ!ごめんョ!
本日は自我でございます。
ワタクシ、文学が好きで本の虫と言われる程
好んで読書をしていたのですがなんだか漫画だけは生理的嫌悪といいますか、これは固定概念でありますが漫画を「他人の解釈」を強制する媒体のように捉えておりまして
小説は情景や人物の顔、匂い、感情の熱を
頭の中で再構築して読み取れるもので
漫画は表情やコマ割り、擬音などで著者のテンションを固定される様な感覚になってしまい何となく避けていたコンテンツでありました。
けれど最近お仕事の中で、たくさんのお兄様方の趣味やコンテンツに触れて漫画にも手を出してみようかな!と発起したのでございますヮ!
そうですね、新年1発目で読んだ漫画は
「血の轍」(著:押見修造)でございます。
ワタクシ、世間一般的に言う「鬱作品」と呼ばれるものが大好きなんですけれども
これは特に好きな作品です。運命ですね!
この物語の主人公である静一は、ごく普通に見える家庭で育った少年。優しくて、少し心配性で、どこか息苦しいほど「息子想い」に見える母と暮らしています。
学校では大きな事件は起きない。
暴力も、派手な不幸もない。
ただ、母の視線だけが、やけに重いのです。
友達と仲良くすること。
誰かに好意を向けられること。
自分の気持ちを言葉にすること。
それらが少しずつ、「母の顔色をうかがう行為」にすり替わっていくんですヮ!
ある日、取り返しのつかない出来事が起こる。
それは事故にも、愛にも保護にも見える。
見る立場によって、意味が反転する出来事。
その瞬間から、静一の世界は静かに歪み始める。何が本当で、何が記憶で、何が母の言葉なのか分からなくなる。
この物語に、派手な怪物はいない。
でも読み進めるほどに、「逃げ場のない恐怖」が増していきます。
これは、
「誰かを傷つける物語ではなく、自分が自分でいられなくなっていく」過程を描いた物語なのです。 読み終えたあと「怖かった」の理由をうまく言葉にできなくなる。それが血の轍なんですヮ!
筆者の強烈な筆力と、主人公の現実認知が崩壊していく姿、作中に見える解離性防衛反応、歪んだ愛情表現がゆっくりと静かに家庭環境を壊していく状況を、第三者として見ている読者側もガスライティングされている感覚に陥る、繊細且つ、匂い立つ暴力性に圧倒された作品です。
年末年始は怠けるより本を読むが吉でございます。改めて今年もよろしくお願いいたします🙇♀️



