2025/12/31 19:52 up
今年ももうすぐ終わる。人生なんてあっという間かもしれないと感じ出している。
強くなったつもりで生きていても、年齢を重ねるほどに、弱さを見せる場所がなくなっていく。
心に触れる仕事をしていると、言葉よりも沈黙の重さを感じることが多い。差し出すこの手は、引き寄せるためじゃない。
ただ、ここにいていいと伝えるためのものだ。
誰かに大切に扱われたい気持ちを、恥ずかしいものだとしまい込んでいませんか。
抱きしめるとき、力は使わない。呼吸を合わせ、相手の鼓動が落ち着くのを待つ。過去も、肩書きも、年齢も必要ない。
今この瞬間を、安全に委ねてもらえること。それが何よりの信頼だと思っている。
泣かせるためでも、慰めるためでもない。心が一段落する場所でありたい。
強くあることを続けてきた人ほど、触れられることに慎重だ。だからこそ、急がない。ここでは比べられないし、評価もされない。
役割を外したまま、静かに休める場所でいたい。もしまた僕のこの手を思い出したなら、とても嬉しいこと。
次もお会いしていただけたら、同じ温度で待っているからね❣️
今年もありがとうございました。
良いお年を迎えてくださいね😊



