2025/12/14 23:59 up
日曜日の夜の商店街は、どこか特別だ。
手をつないで歩くカップル。
子どもを真ん中にして並ぶ家族。
他愛ない会話や、歩く速度を合わせるしぐさが、自然で、完成されているように見える。
その光景を眺めながら、胸の奥に小さな感情が浮かんだ。
派手さではなく、日常を共有できる関係そのものが、静かに輝いている。
日曜日の夜という時間帯と相まって、よりはっきりと輪郭を持つ。
商店街を歩く彼らは、特別なことをしていない。
ただ一週間を終えて、同じ場所へ帰るだけ。
その当たり前が、今の自分には少し遠く感じられた。



